―幕間―

S0-実話と創作

 この作品について /筆者(私)


 ここまで読み進めて頂いてありがとうございます。


 この辺(『第三章 記憶の約束』)の前に挟んでいた方が良いかと思い立ち、書かせて頂きます。


 この物語は実話を元にしたものです。

ノンフィクションと言い切ってないのは、身バレ要素を排除する為の改編と若干の創作が加わっている為です。


 ここまでの物語の中で、すでに一般常識的には信じられないような事を書いてきてると思います。実際に作中の樹(僕)の描写にあるように、私自信の理解を超えていた出来事がありましたからね。ですが現実は現実です。この作品の中における人格達が絡む出来事は全て実際にあったこと、実際に人格達が語った事です。



この作品のフィクションとノンフィクションの物差しを書いておきます。

全てではありませんが、参考までに……。

(幕間サブストーリの一部は私が創作して遊んでいるものもあります)




◇フィクション要素(本編)


 登場人物・及び一部の別人格名


 居住地や舞台背景


 社会の状況(時事的ニュース)


 JRを除く、企業名・商品名・サービス名


 涼音や別人格の心情描写

 (概ねの心情は当人達から聞き取っていますので、完全な創作でもないです)



◇ノンフィクション要素(本編)


 物語の大筋と登場人物に直接関わる出来事


 人格達が関わる事件、記憶の状況、台詞など(台詞には若干の創作もあります)


 その時々の樹(僕)の心情や思考描写


 事件発生の時系列(若干の操作あり)

 

 一部の改名に無理がある人格名



☆プロット資料

日記・ネットログ(Twitter・Skype・Line・メール)・ボイスレコーダー・写真記録など そして私の記憶




☆メッセージ


 解離性同一性障害(多重人格)だからといって、皆が同じではありません。

ましてや、心や精神の障害というのは多くの障害が絡み合ったりすることが少なくないと思います。

こういう例もあるんだということを理解して頂けたら嬉しく思います。


 後に作中の樹が体感することになりますが、出来事を素直に受け止めれば偏見というのは起きないのかもしれません。解離性同一性障害に関わらず、多くの事を素直に受け止めることで偏見や誤解が少なることを願います。


 この作品は中の人(別人格)との約束、そして解離性同一性障害への理解の一助となる事を願って書いています。


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