このまちからあのまちへ
まちからまちへ
この街からあの街へ
すてっぷいちにのさんでとぶ
一生ここにいるわけないだろ?
わかってるんだろきみもおまえも
ここにいるだけじゃきみのなにもかも
すべてくさっていってしまう
今のうちだよ
頭を撫でてくれるのは今だけだ
そのうちぼこぼこ
殴られるようになっていくよ
だからまちからまちへ移りとぶ
準備はもうできているんだろう
君のその顔を見ればわかるよ
魔術の準備はできてる
どこに行こうってきらきらわくわくしてる
端正ではないが生き生きしてるよ
本当の君なんてどこにもいないけど
ここにいるおまえも別に本物ではないだろうど
だからといって誰がおまえかなんて誰にもわからないだろう
ゆらゆら浮かぶ人の群れ
まちからまちへとぶおまえ
生き生きしてるおまえの背中を
見て見ぬ振りする誰かの嫉妬の炎
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます