こんばんは。
切ない、というひと言に尽きますね。と言いつつ、いつも通り語ってしまうのが私です。
>前へ、進まなくてはならない。
例のセリフを最初に巽さんが言ったとき。前に進むとは、元気付ける為だったはずです。それが今、必ずしも望むものでなくなっている。現実と理想のジレンマというところですね。
ものごとを弁えた、大人同士。
「ん? 何?」「ううん、ずぅっと前見てるなと思って」「そりゃそうだよ。高速なんて前に行くしかねぇもん」「うん、それは知ってるけど」
という会話に、「仲良く」なった後の微妙な変化を感じさせる、よくある男女。
互いの事情は仕方のないことと分かっていながら、無責任な第三者として、攫っちゃえと言いたくなってしまいます。
追伸:「うわ……」は、クリティカルヒットなので勘弁してあげてください。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「前へ進む」というのは、本作における最重要キーワードです。
今回それが切ないジレンマを産んでいること、触れていただけてすごく嬉しいです!
そのやりとりも!
この様子からすると、サイカは結構恋人に甘えるタイプなのかもしれません。
二人とも、それぞれにやるべきことがある大人なんですよね。
後先構わず攫ってしまえたら良かったのかもしれません。
キメようとしてハズすのは、巽のいつものスベリ芸ですね笑
お話も残すところエピローグのみになりました!
信号のくだり、言葉に出さず心情とすべき事の狭間感がなんとも言えない余韻を感じさせ二人らしくてカッコいいです。
ひとりになったトラックで巽が煙草の煙と共に何を胸の奥に飲み込んだのか、そして、後ろに流れてゆく煙に何を見たのか。味わいのあるシーンで好きです。
残り一話!ラストを楽しみにしてます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わぁぁぁ(*´Д`*) 信号待ちのシーン、一番いろいろ凝縮したシーンだったので、触れていただけて嬉しいです!!
そして、煙草のシーンも!敢えて口にはしない心境が、煙の中に内包されているかもしれませんね。
いよいよ、エピローグを残すのみとなりました。最後までお付き合いいただけますと幸いです(*´꒳`*)
切なさに泣いてしまいそうです……っ(´A`*)・゚。
さらりと描かれた大人の恋愛ですね!( *´艸`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わぁぁそう言っていただけて嬉しいです!
本作随一の切ない別れのシーンでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
たった4日間、されど濃い4日間でしたね!
サイカさんとアトリは大きな試練を乗り越え、巽さんも過去の自分を乗り越え、みんなが大きく進歩したように感じました。
でも巽さんが一人で帰るところ、寂しいーーっ。
身近にいるヒーロー、そういう物語を小中学生に読んで欲しいと思うので、朝読みにぴったりだと思います!ヽ(^。^)ノ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰る通り、三人それぞれ大きなものを得て、前へ進むことができた四日間でした。特濃ですね!
私も、巽一人のキャビンの描写が寂しかったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
朝読賞はダメ元なんですが、中学生……うーむ、高校生くらいなら?なんとなく大人の空気感も分かるかもしれませんね……?(やぶれかぶれ
うおう、大人の恋ですね。高校生が手を繋いでどきどきするのとはまた違う感触。これがハリウッドなら、抱きしめてぶちゅーっとするのかも知れませんが。
ときに本作、カクヨム・コンテストに出してたんですね。さっき気づきました。しかも朝読にも。そうか、巽が起きたとき、なにか隣にあったみたいですが、気のせいですね。そして、やはりあったその一行。
主人公の年齢 41歳!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
行きずりではないけれど、かと言ってこの先に何がある訳でもない、ただ一晩こうなることが相応しかった二人でした。
あっ、お気付きですか!
一応キャラ文なんですが、まぁどうせ中間も通らんだろうと朝読タグも付けてみました笑
なんたってレーティングなしですからね。KENZENそのものです。
しかし主人公の年齢書きながら、こりゃねぇだろうなと思いました笑笑
ここだけを見ると、ごく普通のトラックドライバー。あんなことに巻き込まれていたというのが、まるで嘘のようです。
だけど巽がいなければ、サイカもアトリも、決してこんな結末を迎えることはなかったでしょう。例え映画に出てくるようなヒーローではなくても、二人にとっては、間違いなくヒーローだったと思います。
いつかまた、二人を乗せてトラックを走らせる時が来ますように。その時は、今回みたいなハリウッド的なものではなく、ホームドラマみたいな平和な物語になっているかも(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、ごく普通のトラックドライバーの、いつもの日常の一コマだったんですよね。
サイカにとっては紛れもない恩人ですし、アトリから見たら本当にヒーローだったはずです。
またゆっくり楽しいトラックの旅ができたら良いですよね。
むしろ三人だと、もはや家族のような感じになるかもしれませんね(*´-`)
ああ、何だか寂しい。けどようやく安息の日々が戻ってきましたね。
巽さんとサイカさんの仲も、すずめさんにしては少ししっとりしていたような? でもこういう雰囲気もまた素敵ですね。
道は変わってしまったかもしれないけど、きっと二人はお互いのことを星のように見てそれぞれの道を進むんだろうなぁ。
前を見て進む。巽さんの仕事に対する真摯な姿勢が明日への活力になるような気持ちにさせられる回でしたね。肝心なところで外していても、読者にはちゃんと届いていますよ、巽さん。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
めちゃくちゃ濃厚でしたが、たった数日間の出来事だったんですよね。
二人の関係は、書き始めた当初はそんなにくっつける気もなかったんですが、「ハリウッド映画だったら絶対に濃いラブシーン入るだろう」と思ったため、しっとりした感じで入れてみました(●´ω`●)
お互いのことを星のように……は、言い得て妙ですね。
それぞれに歩いてきた道があるので、同じ道にはならないんですが、「あの人も頑張ってるから」という想いは確実に自分のエネルギーになるはずです。(番外編がそんな感じの話ですね)
実を言うと、クライマックスはトラックで施設に突っ込むようなド派手な展開も考えたんですが笑、この人はそんなことしないだろうと思いました。あくまで自分の為すべきことをするだろうなと。
仕事人・巽の姿をお届けできて良かったです!