第十九時限目

今日は土曜日なので午前授業のみ。




あたしは直行で家に帰り、小綺麗な私服に着替えて軽く昼食を済ませた後、早めにバイト先へ向かった。




すぐに到着したのはいいものの、バイト先の店内はまだ工事中。




あたしは、隣りの事務所で面接を受ける事になった。




そして…結果は見事に採用。




開店まである程度のマニュアルを覚える為、菜緒の地元にもある同じ系列のカレー屋さんで明後日から研修する事になった。




そして夜。お母さんにバイトの話をすると




「このバカ、テスト前に何考えてんのっ!」



と怒られた。




あたしにとって、部活のテスト休みは羽伸ばしの期間。




勉強はテスト直前に丸暗記。それでギリギリ赤点をしのいだり、しのげなかったりしていた。





そして、今回のテストもバイトや部屋の模様替えでテスト休みを過ごし、勉強は休み時間を使って出そうな所を集中して丸暗記。




普段使わない頭をフル回転させたせいか、頭痛がした。



今日は土曜日なので午前授業のみ。




あたしは直行で家に帰り、小綺麗な私服に着替えて軽く昼食を済ませた後、早めにバイト先へ向かった。




すぐに到着したのはいいものの、バイト先の店内はまだ工事中。




あたしは、隣りの事務所で面接を受ける事になった。




そして…結果は見事に採用。




開店まである程度のマニュアルを覚える為、菜緒の地元にもある同じ系列のカレー屋さんで明後日から研修する事になった。




そして夜。お母さんにバイトの話をすると




「このバカ、テスト前に何考えてんのっ!」



と怒られた。




あたしにとって、部活のテスト休みは羽伸ばしの期間。




勉強はテスト直前に丸暗記。それでギリギリ赤点をしのいだり、しのげなかったりしていた。





そして、今回のテストもバイトや部屋の模様替えでテスト休みを過ごし、勉強は休み時間を使って出そうな所を集中して丸暗記。




普段使わない頭をフル回転させたせいか、頭痛がした。



何だかんだでホームルームも終わり、帰ろうとするあたしに菜緒が近付いて来た。




「結芽、今日暇?」




「うん、バイトは休みだし部活は一応顔だけ出して帰るけど…」




「お昼、どっかで食べて帰らない?」




「いいよ!朝食べてないからお腹減った~」




その後菜緒に道場まで付き合って貰い、部室には綾香

先輩しかいなかった為軽い挨拶だけをして帰った。




駅前に着き、小さな喫茶店に入る。




「あたしドリアのセット!菜緒は?」




「あたしはピラフのセットで」




駅周辺が見渡せる窓側の席に座り、あたしと菜緒は一息つく。




「テストどーだった?」




「簿記ダメだぁ…赤点だよ、菜緒は?」




「あたしは古典…諦めて寝た(笑)」




お互いレベルの低い話しで盛り上がり、そこで注文した物が来たのでひとまず腹ごしらえをしてから話を再開する事にした。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る