【信長に挑みし者達～ﾜﾚﾉﾌﾞﾅｶﾞﾄｶｸﾀﾀｶｴﾘ～】其の九【松永久秀（ﾏﾂﾅｶﾞﾋｻﾋﾃﾞ）】

【松永久秀（ﾏﾂﾅｶﾞﾋｻﾋﾃﾞ）】は元・三好長慶の家臣で主に信貴山城を拠点とした武将である。

これまでは戦国の梟雄（ｷｮｳﾕｳ）とか戦国の三大悪事をしたなどと評価されてきた人物でもある。

（三好家衰退の黒幕説・実際に松永久秀自身が三好長慶の有力武将である身内の武将を暗殺したという裏付けは無い（現在）

（東大寺焼き討ち・対立した敵側にも問題がある為松永久秀だけの責任では無い

（将軍である足利義輝を討った・松永久秀自身が襲撃したわけではない

そんな松永久秀は教養人であり築城技術にも優れた。

人材コレクター織田信長は松永久秀を喜んで迎え入れた。

松永久秀と筒井順慶（ﾂﾂｲｼﾞｭﾝｹｲ）の対立に対して信長は筒井順慶を支持したりとそりが合わなくなった。

松永久秀は謀叛を起こし信長は平蜘蛛の茶釜を差し出せば許すと譲歩したが松永久秀はこれを固辞したため、織田信忠を中心とした討伐軍に信貴山城に攻め込まれた。

潔く自害して果てた松永久秀であるが有名な平蜘蛛の茶釜もろともに爆死したというのは後世の創作であることが判明している。

（まとめ）織田信長が実力を認めていた有力武将であるが松永久秀は出来る武将故に織田信長の枠内では窮屈だったのかもしれない

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