【信長に挑みし者達~ワレノブナガトカクタタカエリ~】其の七【浅井長政《アザイナガマサ》】

【信長に挑みし者達~ワレノブナガトカクタタカエリ~】其の七【浅井長政アザイナガマサ


浅井長政アザイナガマサは近江国の小谷城を本拠地とした戦国大名である。

織田信長の妹【お市の方】を正妻に迎え織田家と縁戚関係を結んだ。

しかしながら、実父【浅井久政アザイヒサマサ】の影響力を長政が軽視するわけにもいかないうえに織田信長は朝倉家討伐に打って出るに至る。

長政の苦悩は板挟み状態であった。

、が久政以前からの親交のある朝倉家に与する事を長政は選択した。

織田信長は不意を突かれ【金ヶ崎退き口】と呼ばれる単騎での撤退戦を強行し命をとどめた。

ここまでの経緯によって朝倉家と共に浅井家も織田信長による討伐対象になった。

姉川の合戦に敗北したのちも果敢に抵抗した長政であったが城攻めのスペシャリスト【羽柴秀吉ハシバヒデヨシ木下藤吉郎キノシタトウキチロウ)】によって支城を攻略され補給路を断たれたりと籠城戦に於けるアドバンテージを失った長政は妻・お市の方と子供を敵方である秀吉のもとへ落ち延びさせて自害した。


(まとめ)浅井長政は近江国に本拠地を有していた為に交通の要衝ヨウショウであるこの地を喉の底から欲していたであろう織田信長によって良くても移封されていたであろう。長政には最終的に織田信長との戦は不可避であったともいえるかもしれない。

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