これはかなりの純文ですね。「羅生門はまだ閉じていない」。
下人から童への罪の継承だけを指すというよりも、社会や歴史、人が背負った業と、それでもなお生きていくという是とも非ともつかない世の在り方を示しているように思えます。
原作同様の「童の行方は、誰も知らない。」で閉じることで、否定も肯定もせず、何もなくとも夜は明けて明るいという不思議に空虚ながらも何故か爽快感もあるような……文章そのものの優れていることは言うまでもなく、随所の感性までがとても文学的な作品でした。
作者からの返信
コメント有難う御座います。凄く嬉しいです!本当に、励みになります!
当作品「羅生門・後記」では、芥川龍之介先生の「羅生門」の続きを描いているのですが、かの物語で描かれた羅生門があのまま閉じる事無く朽ちてしまうような雰囲気を目指して書かせて頂きました。
そんな空気を少しでも感じて頂けていれば幸いです!
僕自身、中々こう言ったコメントを頂く機会がないので、今とても緊張してますので、何かご無礼な点有りましたらお許し下さいませ。
編集済
羅生門。おおまかなストーリーだけしか知りませんでした。青空文庫にあるみたいなので、時間が取れたら、落として読んでみます。
それから、もう一度この作品を読み直してみます。
しかし、これだけ書けるなら、ライト文芸方面に何か作品を投稿してもよさそうに思えます。
……いや、普通に公募の方が良いかな? 短編の公募も色々ありますので、挑戦してみるのも良いかもですね。(既に挑戦してるならごめんなさい(;^_^A)
堕走亀の続きも楽しみにしてますねー♪
作者からの返信
読書感想文も詩集も合わせて読んでくださって、素敵なコメントも下さって、本当にありがとうございます。
本当に励みになります。
嬉しすぎます。
この頃は色々な事が安定してきて、世間の雰囲気も元に戻りつつあるようですが、水守さんはいかがですか?
私のような立場でこんなことを言うのはどうかとも思いますが、少しでも良い方向に進んでいたら幸いです。
今は書きたいことが膨らんでいる所なので、徐々に執筆量も増やして行けたらと思います。堕走亀もそうですが、公開するあてのない作品群も完成させつつ公開したいところですね。
ちなみに、ライト文芸方向?と言うのはどんな感じでしょう?
活動の拡張自体に興味はあるんですが、ネット文学系の事情が本当に分からなくて、なので気になります。