第27話


(物語も半分まで書き終えたかな・・)

 そう思った僕は部屋を出て家近くの花屋へと行った。そこで一輪の向日葵を買うと部屋へ戻り、黄緑色の花瓶にそれを指した。

 部屋の窓辺に飾るとゴッホの画集の向日葵と見比べて再びパソコンのキーボードに向かう。

 ここからはこの飾られた向日葵とゴッホの向日葵を見ながら小説を書こうと決め、再び昔の頃の自分へと思いを馳せながら、文字を打ち込み始めた。

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