地方創生と都市一極集中/少子化と人口減少
上寺が心を砕いている大事を紐解いていくと、様々ある。
これまた上寺と同じく官僚出身の、今やその立場や職業はよくわからないものの、TVでもたまに見かけるあの先輩が数年前に出版した本にあるように、地方の人口が減少を続け、人が住まない地域の増加、人手不足に伴う公共サービスの低下、そしていずれは多くの地方自治体が消滅する、と。
また、別のレポートによれば、東京への一極集中、人口流入しているかに見えるものの、数年の時間差で地方と同様、東京も高齢化に至るという未来につながるだけなのだとか。地方からの人口流入により増加する東京の人口も、社人研のシミュレーションによれば、2025年でピークを迎え、その後は地方の後を追うように減少に転ずるのだが、現状でも首都圏や一部の都市が人口を吸収し、地方に残される高齢者たち。地方の活性化は心許ないかぎりである。
地方と都市との関係では上述の通りだが、日本全体で見ると出生率の低下は歯止めがかからず、日本人はあと半世紀もすれば、8800万人ほどに減少するという。
子供を作らない理由もそれぞれにあろうが、男たちが自分の遺伝子を遺すことに危機感を覚えぬ限り、ベビーブームなど望むべくもない。
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