第28話 「セラヴィ!」 映画レビュー
映画が好きです。劇場でも観ますし、DVDや、某動画サービスとか・・・ちょっと時間があれば、なにかと観ている気がします。
フランス映画が好きでよく観るのですが、先日観て良かったのが、コメディ系の「セラヴィ!」日本語の意味は、「それが人生」というところでしょうか。
なんとなく、「仕方ない、しょうがない、どうしようもない」的なニュアンスを帯びている気がします。以前、フランス人と関わっていたイギリス人の知人が、
「フランス人のやつらがゴチャゴチャ言ったらさ~、“セラヴィ”って言ってやるんだよ。そしたら相手はぎゃふんってなるぜ~」(意訳風)
という風なことを話していました。ここでは「セラヴィ」と言う側が外国人なところが良いのですかね?なんでこんなフランス人を見下し気味なのかは謎ですが・・・いろいろ背景があるのかもです^^
さて本題の映画ですが、フランスコメディあるあるが良いですね。
ウェディング会社の社長である主人公はピンチで頑張っているのに、それを支えるスタッフたちがポンコツばかり・・・
このパターン、なんか多すぎる気がしますけど、お約束ぽいけどまあ好きです。
みんなろくでもないミスや失敗をこれでもかと繰り出して、不謹慎で、バカバカしく・・・
そしてバカバカしいの頂点でなぜか感動に転じてみたり、そこからまた笑わせてきたり。
フランス映画のユーモアって、うまく言えないのですが、どこか細かくマニアックで、ちょっとわかりにくいけれど、わかったら面白いところもスキです。
日本ではあまり触れられない、ご年配になってからのセクシャルなほのめかしシーンもフランス映画あるあるな気がします。日本ではあまり向き合わないであろう部分が、仏作品では普通のことのように描かれます。
主人公のおじさん社長はとうとうヤケになってしまいますが、そこからがまた良かったです。巻き返しがね・・・コテコテのポンコツ設定が、ここで生きてくるんですよね。
あちらの結婚式のスタイルを垣間見れるところも良いです。日本のそれとはいろいろ違っていて、郊外のお城での結婚式、ゴージャスでした。
なんだかとりとめない紹介になってしまいましたが・・・あまりネタバレになっていないと良いのですが。
映画ってひとりで観ても良いのですが、できれば誰かと一緒に観て、その後あ~だこうだと語り合えたらさらに楽しいなと思います。
また気が向いたら、うんぬんかんぬん、書きますね♪
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