第26話 ハンバーグ寿司 レポート編

先日、回転寿司屋さんのハンバーグはどんな味なんでしょ?という長年の疑問について書きましたが。


思ったよりも早く、再びお寿司屋さんへ行く機会があり・・・


今回訪れたのは、コスパと速さが魅力の「魚べい」です。そしてこちら、外の看板には「回転しない寿司」とあります。


最近の回転寿司屋さんは進化していますから、もはやぐるぐる回っている場合ではないのです・・・タッチパネルで注文すると、レーンからひゅーん・・・とモノレールのごとく、お寿司の乗ったお皿が自分の席めがけて飛んでくるのです。いえ、ちょっと大げさに書きました。さすがに飛ぶわけではないものの、かなりのスピードで流れてくるのです。


そういえば先日のなごやか亭もそのシステムでしたから、近頃の回転寿司はもはや、回転しない寿司屋さんへと変貌を遂げていたのです。ぐるぐる回って乾いたお寿司、食べたくないですもんね。廃棄のロスもないでしょうし、賢いですよね!!


「魚べい」では、テーマソングが流れます。


♪ウォウウォウ べいべい うおべいべい(×2)

うぉうぉべいべい! う~お べいべ~い・・・


↑こちら、私の作詞作曲ではありません。捏造でもなんでもありません。念のため。


こんな脱力ソングが流れ出すと、ほんのりしょっぱい気持ちにもなりますが、テーマソング、単純なメロディと歌詞の方が頭にこびりつきやすいですもんね。わかってますね・・・


魚べいさん、スイーツやカフェメニューも力を入れていますし、私の好きなヒカリものネタにも強くてお気に入りの回転しないお寿司屋さんであります。


そんな魚べいさんにもありました!


ハンバーグ・・・


なごやか亭では食べそびれましたが、今度こそ私は冒険しようと心に誓っておりましたから、迷わず注文しましたよ!


しかも、「直火炙り」なんていう但し書きまで!これは期待できるんじゃないでしょうか?


せっかくなので、「チーズハンバーグ」なるお寿司を注文してみました!


タッチパネルで注文すると、ひゅーんと飛んできますよ・・・


あ、けっこうハンバーグ大きいですね。しかも丸い形ですから、シャリからはみ出しています。縦半分のスライスでもなく・・・


そして実食!


・・・なるほど。


直火炙り、の意味が思い当たりました。これは、アレですね。回転寿司屋さんでよく使われている生のネタをあぶるバーナーで、表面をちょこっと炙った、という話ですね。


・・・なるほど~~たしかに、だとすれば「直火炙り」とアピールしても嘘偽りはないわけですよね。


予想すべきでしたね・・・手間ひまを考えると、こういったお寿司屋さんで、ハンバーグをまともに焼いて、提供されるとは期待できませんよね。


味はまあ、ファミレスレベルです。レンチンしたものをバーナーで炙ったような火の通し方でしょうね・・・


ファミレスの方がまだ、フライパンや鉄板等で焼いてくれているでしょうから・・・お寿司屋さんで、わざわざ選ぶメニューとは言えないかもですね・・・


「直火炙り」の文字に一瞬、期待してしまっただけに、軽い敗北感・・・


熱々さ加減にこだわるならば、やはり揚げ物の方が手堅いでしょう。注文した都度、揚げてもらえますからね。


そんなわけで、かねてより、気になっていたお寿司屋さんのハンバーグ・・・


結果はそれなりでした・・・!


・・・いつか、メンチカツ寿司と出会えたならば、挑戦しようと思います!

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