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このラスト! 思わず溜息が出てしまいました。特にこの台詞、
「俺がカラスってのは皮肉なもんだ。」
もう興奮しますよ。こんな純文学を書ける作者さんが羨ましい限りです。僕なんてまともな文章一つ書けなくて……話が逸れましたね。
ケーキの件も「巧いな」と感じました。全く違和感が無いんですよ。それでいて、話の核心を突いている。こういう件があってこその純文学だよな、なんて思いました。
また、ネズミのドラマ……僕こういう話、大好きなんです。そして、カラスの台詞、
「胸糞悪いもん見ちゃったな。」
……グッと来るものがありました。作者さんの才能の片鱗を見せつけられた気がします。尊敬を通り越して、畏敬の念を抱きそうです。ほんとに。
文句なんて出てこないのですが、一つだけ気になった点?がありまして……。
熱海を回想する場面で、『それはカラスの五感に強く刻まれていて――』とあれば、嗅覚についての記述――潮の匂いなど――が無いのは少し不自然かな、と思いました。というのも、人間が最後まで覚えているのは「匂い」という話を聞いたことがあったので……。
最後に、作者さんの才能溢れる素晴らしい作品だったと思います。本当にありがとうございました。
作者からの返信
1話1話丁寧に読んでくださりありがとうございました🙇♂️🙇♂️
指摘された箇所は全て私も納得して改善した方がいいなと思ったので自己流にアレンジ加えつつ添削しようと思います!為になりました。本当に感謝してます。
テスト期間ですぐに添削出来ないのが悔しいくらいにモチベが上がりました。何から何までこたあきさんには頭が上がらないです(笑)
完成度を上げられるように頑張ります!
度々挿れられてるドラマなどのシーンは登場人物達の行方のアンサーになっているんですかね?例えばネズミのシーンなどはカラスの最期を暗に示している気がします。ただ最初のシーンだけは誰のことかわかりませんでした😅