第3話 異世界転移の能力(2)
おおおおおお!?!?なになになに!?
めっちゃ異世界っぽいこと起きてる!?
慌てながらも笑みが止まらない。転移魔法に鑑定魔法!?試してみるか!!
やはりここは異世界あるあるのステータス!と叫んでみることにする。
「いくぞ、、ステータス!!!」
しーーーーん、、、。数秒間の沈黙、何も起こらない。やはり現実はうまくいかないようだ。
(使い方がわからないとどうしようもないな…)
様々なことを考えながらふと口に出る。
「鑑定…」
すると自分のステータスが表示された。
って、こんな簡単なことかい!!!
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佐藤ゆうき 男 20歳 Lv.001
筋力 32 体力24/34 魔力 6/7
知力 22 素早さ19 運 20
能力 転移魔法(A) 鑑定魔法(E)
称号 異世界からの来訪者 逃げ足の極意
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逃げ足の極意ってなんやねん!って、、今まで学校や部活、色んなことから逃げてきたからそのせいかな…なんて、笑
鑑定は鑑定でいいとして、転移はどうするんだ。鑑定と同じなら転移と口に出せばいいはず、まずは祭壇の上に転移してみるか。
「転移!!」
、、、しかし魔力が足りない。
って、まじか!どうすればいいんよ!!魔力が足りないと言うことはレベルを上げらばいいのか、でもレベルの上げ方もわからない…
今使えるのは鑑定、そして自分のステータスの魔力が6/7になってることから鑑定には1の魔力を使うと予想できる。ならあと6回の鑑定でこの場を乗り切るしかないな…。
まずはこの教会に、「鑑定」
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シンス界の教会。異世界からの来訪者を待つ場所として作られた。来訪者に能力を与える。破壊不能。
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シンス界という世界に来たことは分かったが他の情報は今は意味がなさそうだ。
後5回…かけれそうなものは携帯やゲーム機、くらいか。残り1回は魔力がなくなるとどうなるか不安だから使いたくないし2回は置いておきたいな。まずは携帯に、「鑑定!」
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地球で生まれたの機械、通話機能など様々な機能が使える。耐久値59/78
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ほう、、地球という言葉も出てくるのか、さらに耐久値、なるほど。だがここからの脱出には使えないな。次はゲーム機か、ってつけっぱなし!電池が勿体ないと思い俺は電源のスイッチを押すと、、、。
いつのまにか、自分の部屋に戻ってきていた。
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