第6話ホノボノ アサ・・・・・・なんでカタコトなんですか?

カッカッカッ・・・・・・カチッ!!!!!!


時計の針が6時を指した。

6時になると俺は、妹達を起こす。

一応妹達の部屋は、一人一人別々だ。

よしっ!!!!!!まずは、

カミージュから起こすぞ!!!!!!


コンコンコンコンッ。


「俺だ!!入ってもいいか??」


「・・・・・・・・・・・・。」


返事が無いという事は・・・・・・

起きてない!!!!!!!!!!!!


「入るぞ!!!!!!」

ガチャッ!!


入ってみると食べ物のぬいぐるみがぎっしりと詰まっていた。

どんだけ食べる事が好きなんだよ。

いい事だな!!!!!!


「カミージュ起きて朝だよ。

朝ごはん作るから早く起きて。」


俺は、寝ているカミージュの掛け布団を

捲りあげた。

そしてカミージュの眼が開いた。

まるで日の出を見るかのような綺麗な

光景だった。


「ん?・・・・・・お・・にぃ??

なんで私の部屋に??・・・・・・。」


「妹達を起こしに部屋を廻ってるんだ。

その第1号がカミージュだったんだ。」


寝ぼけてるカミージュの顔と

ピンクのストライプのパジャマがハラリと胸元が見えて少しエエエ、エロい!!

何?!妹で興奮してんだ俺は!!!!!!!!!!!!

と思ったが今に始まった事じゃない。

と納得してしまった自分だった。

情けない・・・・・・。


「ほら起きてもう6時だよ。・・・・・・

夜の。」


「ええええええっ!!うそ!!!!!!!!!!!!」


いつも静かで冷静なカミージュが少し焦った

様子で目覚まし時計らしき物を見た。

そして俺も見た。

なんか・・・・・・怒ってらっしゃいます??


「おにぃ嘘ついたね。

妹に嘘つくおにぃなんて嫌い!!ふんっ!!!!

でも完璧に目が覚めました。

起こしてくれてありがとね。」


俺の事が嫌いなのか?好きなのか?

分からないな。

カミージュは、完全に起きたので次に

ラミージュの部屋に突入したいと思うぞ!!!!!!


「どうせ寝てるだろ!!!!!!」


ドカーーン!!!!!!


俺は、ドアを力強く開けて部屋を見回した。


「あ、ああらこんにちは早起きは、

い、いいこここ、事だと思うよ。」


「どうしたの??おにぃ。

そんなに動揺して。妹の裸を見ただけで

興奮したの?

そんなに私達、完璧ボディーじゃないのに。」


ラミージュが何を言っているのかよく分からなかった。

こんなに美人で可愛くて性格最高で胸もでかい

(言ってしまった。)しかも身長が俺より低い。

こんな『完璧妹』が完璧ボディーじゃない?

確かにそうかもな・・・・・・だって

妹達は、まだまだ成長するからな。

だから『完璧妹』というのは無しだ。

ラミージュは、起きていたので


「ありがとうございました。

ご馳走様でした。」


と手を合わせてお辞儀をしてラミージュの部屋を出た。


「またねなの。」


次は、アミージュの部屋かなんか嫌な予感が

する。


「アミージュ入るぞ!!」


と言いながらもう部屋に入っていた。


「ななな、何だこの部屋は??」


武器?というより拷問器具??

アイアン・メイデン、異端者のフォーク

親指潰し機、審問椅子などの拷問器具がある。

怖っ!!!!!!!!!!!!


「あれ?ベットは??」


肝心なベットが見つからない。

そしたら・・・・・・ガタンッ!?


「うわっ!!ビックリしたな△〇□?」


アイアン・メイデンがいきなりガタついて

ビックリしてよく分からない事を

言ってしまった。


「まさか!?」


俺は、アイアン・メイデンの中身を見た。


「あーむにゃむにゃ。おにぃ・・・・・・

だいすき。くーすぴーくーすぴー。」


どんな寝言だよ。ははは(笑)

可愛いから花丸!!!!!!

・・・・・・こんな事やってる場合じゃない。


「ほら起きて朝だよ。6時だよ。

8時じゃないけどみんな集合するよ。」


とアミージュを摩ったりした。


「おにぃを助け出す!!!!!!」

ボカッ!!!!!!


俺の左頬に妹の拳が当たった。

めっちゃ痛い。

今まで戦ってきた奴らよりも

超怪力のモンスターサイクロプスの打撃よりも圧倒的に強い1発だ。

だけど俺には、妹達を起こすという

使命がある。

達成させるために倒れないぞ!!!!!!

うおおおおぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「起きてくれ!!!!!!アミージュ!!!!!!!!!!!!」


アイアン・メイデンのスイッチを入れて起こすという方法もあると思うがそれでは、

心が痛い。

だから必死に叫んだ。


「アミージュ!!!!!!起きてくれ!!!!!!」


「ううう、うるさいです!!!!!!!!!!!!誰ですか!!!!!!

・・・・・・あ、おにぃでしたか。」


アミージュが向けた視線の先には、

情けない姿で倒れている誰かだった。

それは、誰だと後でアミージュに聞いてみたが

「おにぃだよ」という返答しかして

くれない。


そして妹達が起きて居間に来たのが6時30分頃だった。


「ほら朝ごはん出来たよ。」


今日の朝ごはん俺特製メロンパンだ!!!!!!

アツアツだから気をつけろよ!!!!!!!!!!!!


「うぉーーー美味しそう。」


「いい香りなの・・・・・・スゥーハァー。」


「今流行りの名店のメロンパンより美味しい香りがしますね。」


「いい事言ってくれるじゃねぇか妹達よ。」


俺は、嬉しくて・・・・・・嬉しくて

涙が出た。

自分の作ったものが『美味しい』と言われるのが嬉しかった。


「あの店のパン屋さんにお兄ちゃんのパンを

食べもらいましょう。」


「え?マジで?」


「うん、美味しいから食べてもらおうの。」


俺は、冗談だろと思いながら自分の作った

ホカホカのメロンパンを食べて紅茶を吸った。


「今日も良い一日にするぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


俺は、小さくつぶやいた。


朝ごはんを食べ終えて昼になった。

外が騒がしい。

そんな事より

今日は、珍しくカミージュがパンを

残したのだ。

隕石でも落ちるんじゃないんか?

いつも食べ物には、目が無いカミージュ。

と思っていたが本当に外が騒がしいから

外をに出た。


「特に何も・・・・な・・・・・・い・・・・・・無くねぇ!!!!!!」


超巨大隕石が地球に落ちてきた。

ほんとに落ちてきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!

目を疑った。


「止めてやるぜぇぇぇあんな隕石!!!!!!!!!!!!」


と思っていたが隕石付近をよく見てみると

魔王学園の学園生徒さん達が先に行っていた。

しかも上級生組達。


「奴らならあの隕石全員の力を合わせれば破壊は、出来るだろう。」


俺は、特に焦る様子も無く家の中に入った。

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