第4話 買い物の代金
俺達は、服を選んだ後に妹達の食器、布団、
などを買った。
「これでとりあえず良いかな?」
「うん、十分だと思うの。」
「初めておにぃと会った日は、私達にとって
宝の一日だよ。ありがとう。」
ありがとうは、こっちのセリフだよ〜(泣)
俺の家に来てくれてありがとう。
「武器屋でも見に行くか?」
「ううん。私達、打撃魔法専門だから。
武器屋行っても意味ないよ。おにぃ」
「そうだったのか?!」
「かっこいい武器見ても虚しく
なるだけなの。」
ラミージュが言ったことには、
すごい共感できる。
俺がまだ転生も出来ないガキの頃、
剣術よりも打撃の方が強いという理由で
立派な魔剣を買ってくれなかったのを
覚えている。
「ていう事で武器屋は、無いか。
アクセサリーは、どう?
自分で作れるらしいけど。行くか?」
妹達が目をキラキラと輝かして俺を見た。
俺にそのアクセサリーを作って欲しいのか?
「おにぃ!!私達におにぃ取っておきペンダントを作ってください!!」
キラキラキラキラ・・・・・・。
天使か?!そんな目で見られたら・・・・・・。
「分かった!!アクセサリー屋に行くぞ!!!!!!
この世に1つしかない取っておきのを期待していてくれ!!!!!!」
カラン♪コロン♪
「いらっしゃいませー!!
あらっ!まお、坊ちゃんじゃないですか?!
お久しぶりです。」
「おー!!久しぶりだな、ジージス。
元気にしてたか??
随分大人っぽくなったじゃないか。」
俺は、久々に実家に帰って来た子供に
「成長したな」的な感覚でその女の子に
言った。
大人っぽくなったとは、言ったが
まだ歳は、13さい。
ジージスが7、8歳くらいの頃に少し
修行の相手を俺がしてあげていた時に
俺に憧れたらしい。
あっ!だからこの此処にいるのか。
ちなみに此処の人達には、俺を魔王では、無く
坊ちゃんと呼べと言っといてある。
ジージスも結構この中では、強い方で
5本の指に入るくらい強い。
俺は、このランキングには、入っていない。
強すぎるため自分から拒否したのだ。
「坊ちゃん。こちらの方々は?」
「ああ、紹介しよう。
俺の妹になるアミージュ、カミージュ、
ラミージュだ。よろしくな!!」
「よろしく(お願いしますByアミージュ
(なのByラミージュ))」
3人は、一人一人違う語尾で挨拶した。
「今日は、ペンダントを作りに来たのだが?
あそこの工房で作ってもいいか?」
「はい!!どうぞ使ってください。」
「ありがとう(ございますByアミージュ
(なのByラミージュ)」
工房の中は、綺麗だった。
なぜならほとんど物がないからだ。
鉄の丸い板が強いてあってそこでペンダントを
作る!!1回作った事があるから分かる。
「では、ごゆっくり。」
「おにぃ何も材料は、無いの。どう作るの?」
「作ると言うよりかは、創造だな!!
まずは、ラミージュの目をしっかり見つめて
・・・・・・。」
ビクッ!!
いきなり目を合わされてラミージュが少し
テレテレしている、
「手のひらをこの板の上に置いて
光をあたえる!!!!!!
これで完成だ!!」
「はぁぁああああ!!ありがとうおにぃ!!!!!!」
おにぃおにぃおにぃおにぃ。
俺は、ラミージュにお腹の部分にがっしりと
抱きしめられた。
可愛いな。おい!!
俺がラミージュにあげたペンダントは、
ただの真っ白なペンダントだ。
理由は、後々分かる。
他の2人もそうするつもりだ。
「おにぃ、私のを創ってくださいまし。」
「あー!」
そして見た目は、ラミージュと同じやつを
創った。
カミージュにも。
「おにぃ。手、抜いた?」
「抜いてないよ。俺が白にしたのは、
これから分かると思うよ。」
「分かったの。楽しみにしてるの。」
そろそろ日が暮れてきそうだったので
帰ることにした。
「では、帰ろう。もう日がくれてきた。
母さんが心配するし、母さんの手伝いもしないといけないからな。」
「うん。そうなの。」
「そうですね。」
「うん。」
カラン♪コロン♪
店から出ていく俺らをジージスは、明るい笑顔で見送ってくれた。
あいつ成長してたな〜
隠れ商店街の中で1番可愛くなるな。
とか思っていたが、やっぱり妹が1番だった。
あっやべ!シャメルーナの事を忘れていた。
「服5着、創作ペンダント3つでB級ドラゴン
ボルライトドラゴンを倒してください。
坊ちゃんと言えどお代は、しっかりと払ってもらいますよ。」
とても大きい立派な白く背中が火山のドラゴンが現れた。
俺は、SSSSSSS×∞の強さのシスコン魔王
だからこんなB級ドラゴン程度簡単に殺れる。
「妹達!!ここは俺に任せてゆっくり休んでいてくれ!!!!!!」
「ありがとう。おにぃ、頑張れおにぃ。」
カミージュが小さな声で喋った。
妹達は、疲れている。
なんというか。心の疲れというのかな?
まぁそんな感じで疲れている。
だからせめてこのドラゴンを倒して安心
させたい。休ませたい。
という気持ちでボルライトドラゴンに
立ち向かった。
「少し弱めの一撃。」
寸止めをしてドラゴンの腹を寸止め拳の指で
ツンッ!とやったらドラゴンが倒れた。
「まぁこんなもんか。」
俺は、カッコつけて妹達の前で言った。
「流石です坊ちゃん。」
お前の返信は、待っておらん。
妹達のを待ってるんじゃ。
とツッコミたくなりそうだったが
耐えた。
「私達を守ってくれる者が本当に現れて
嬉しいです。どれだけ感謝すれば。」
「感謝するなら、ずっと俺の妹になってよ。
それが俺からの最初で最後の妹への駄々だ。」
「では、坊ちゃん。日が暮れます。
そろそろお帰りになられた方が
よろしいかと。」
「では、しばしさらば。」
「また、来てください。」
「また来るね!!」
俺達は、シャメルーナの言葉を聞いて
頷いて家までワープで帰った。
「ただいま!!」
・・・・・・。
「ただいま!!!!!!!!」
・・・・・・。
「あれ?お母様は、お出かけ中ですか?」
「多分、家に帰るのがめんどくさくなって
店で寝てるのだろう。
俺達は、俺達で楽しもうぜ!!!!!!」
「うん!!」
「遊ぶの。遊ぶの。」
「よし!!風呂だ!!!!!!」
俺は、この展開を待っていた。
妹と風呂に入る!!!!!!
これは、妹がいる者の特権。
しかもハーレム!!!!!!!!!!!!
ていうか、今回全く題名と関係なかったね。
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