第3話 早速俺の出番か!!??ある意味そうかもしれません。

妹達の話が、長くて分かりずらかったので、

まとめると。

元々住んでいた町で、男達が、群がってきて、

1回大変な思いをして、それから、

強くなって、

最強ドラゴンを倒せるようになったが、

実の母親が、俺が、住んでいる町の途中で、

死んでしまったらしい。

ここからは、簡単だ。

親が、いなくなりご飯も食べれなくなった時に

俺!!!参上!!!!!!して、助けてあげて、

それから俺にべた惚れ。

それで、俺を探したが、見つからず捨て猫のように拾ってくださいと言わんばかりの行動に出て、お母さんに拾ってもらった。

これが、妹達の今までの人生らしい。


「お、おおお。服からこんな壮大な、話になるとは・・・。」


「それよりおにぃ。

服選んでなの〜。何でもいいから〜。」


ラミージュが頬っぺたを餅の様にぷっくりと

膨らました。


「分かった。・・・これとかどうだ!?」


俺は、女の子がよく着てる最近流行りの

朝顔の柄の赤い和服を選んだ。


「おー。おにぃ、ナイスチョイスなの!!!!!!!!」


良かったー。

喜んでくれた。

これであとは

・・・ジトーーー。

・・・て何か後ろから凄い熱い視線が!!??

熱い熱い熱い熱い!!!!!!・・・でも嬉しい熱さ。

恐る恐る後ろを見た。

笑顔を忘れちゃいけないな。


ニッコリ。


俺は、頬を全力であげた。


「ヘイ!妹達!!どうしたん だ い?

そんな怖い目して!!!」


「お、おにぃの方が顔・・・怖い。」


「でもおにぃのその顔もいいですね〜。ふふ」


カミージュが俺の顔をぼーっと見て

アミージュは、笑っていた。

そしてカミージュがとぼとぼと俺に

近寄ってきて服をつまんだ。


「私も・・・おにぃに服・・選んで欲しい。」


カミージュが顔を赤くしてそう言った。


「ああー!いいぞ。・・・これ、どうだ?!」


俺は、和服の少し違う巫女さんの服を選んだ。


「おにぃが言うなら着てあげても・・・・。」


嫌だったんだろうか?

顔を赤くして恥ずかしそうに試着室に

入って行った。


・・・30秒後。


「ど、どう・・・おにぃ?」

キラーーン!!!!!!ピカピカ!!!!!!


「おーー!!!可愛いぞ。カミージュ!!!!!!」


俺は、思っていた事が口から零れてしまった。


「あ、ありがとう・・・・・・。」


小さい声だったけど俺には、ちゃんと

カミージュのありがとうの声が聞こえた。

そんなに恥ずかしがらなくても良くないか?

可愛いのに。


「そういえば、セーラー服も似合っていたな。

巫女さんの服とセーラー服どっちが

ほしい?」


「う〜ん・・・・・・。

おにぃが選んでくれた巫女さんの服が良い。」


てっきり「どっちも欲しい!!」と言ってくると思っていた。

だが予想外の反応に少し驚いた。


「1つでいいのか?」


「うん。どこの世界を探してもおにぃが

頑張って私の為に選んでくれた服なんて

1つも無いから『これがいいです。』」


俺は、妹に恵まれているらしい。

自慢してやりたいこの幸せを。



「おにぃ。次は、私のを頼みます。」


「いいぞ!・・・・・・

(動きやすい服が良いかな?)」


ガサガサ。

これだ!?


俺は、少し花柄がある綺麗な赤の

チャイナドレスをチョイスした。


「おにぃは、これを私にチャイナドレスを

着てほしいのですか?」


「特に変な意味は、無いよ。

似合うと思うから着てもらいたい。」


俺は、正直に言った。


アミージュの体と髪の毛と性格を見て

チャイナドレスをチョイスした。


豊満な胸と三つ編み1本の太くて長い綺麗な

ピンクの髪型そして少しドSぽい敬語と笑い方

で何故かチャイナドレスを選んだ。

理由は、良く分からないけど分かってくれ!!

これがアミージュにチャイナドレスをチョイス

した理由だ。

『決してアミージュの綺麗な太ももがエロい

とかそんな理由では、無い。』←重要


「まぁ理由は、どうであれおにぃが

悩んで悩んで悩んだ末に選んでくれた

服です。着てみましょうか。」


アミージュが試着室に入った。


30秒後。


あれ?出てこないぞ?


・・・・・・2分後。


「おにぃちょっとに来てください。」


「え?!俺男だぞ!!妹達だって助けて貰った奴でも裸を見られるのは、嫌だろ!?」



「妹にトラウマを与えてしまうのでは

無いのか?」と心配の気持ちが1番

大きかったのと背後に感じる妹達の視線が

怖かった。


「おにぃ!お姉ちゃんを助けてあげて。」


「私達が認めたおにぃだから私達は、おにぃに

体を見ても多少恥ずかしがらないの。」


「何て良い兄妹の絆だ。(号泣)」


おい!シャメルーナ何でお前が泣いてんだよ!

俺だって泣きてぇーよ(号泣)

ていうかもう泣いてた。

ありがとう・・・・・・妹達。


「妹達、ありがとう。

・・・・・・失礼します。」


「あー、やっと来たましたか。

おにぃこのチャイナドレス胸の所が小さすぎて

入らないのです。」


ほんとだー!?全然入ってねぇー!!!!!!

この光景って凄いレアなんじゃね?

なんかすげーエロい!!!!!!!!!!!

半裸のアミージュを横目に

チャイナドレスのバストサイズを上げた。


「ちょ、ちょっと待ってろ。

ドレスバストアップ。

初めてこんな魔法を作って使った。」


無事にアミージュのチャイナドレスは、

着終えた。


「どうです?似合いますか?」


アミージュが後ろ向いたり、ポーズを

とったりした。


「お、おお可愛い。」


またまたカミージュの時同様言葉が

零れてしまった。


「おにぃ、シャメルーナさん!

ありがとう(なの。Byラミージュ)

(ございました。Byアミージュ)!!!!!!」


俺の妹の服選びは、終わった。

まだ服しか買ってないよ〜。

これから先が思いやられるぜ!!!!!!









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る