幼馴染の名前を知りたい!!

「ただいま~か~ちゃん!!俺の幼馴染の名前しってる~?」


 マッハで、高校から走って帰ってきた俺は、リビングに入っていく、コーヒータイムをしていた母親は、ゆっくり見上げて。


「あらあら、学校はどうしたのかしら?」


 宇佐美の母、潤香うるかは、見た目が、これまた幼女ではない・・・高身長で、顔が小さく簡単に言えば!スーパーモデル歩けば棒にあたるくらい、声かけられるくらいのレベルだ。


「小学校三年に引っ越した女の子居たじゃん!!その子の名前知ってる?」

 う~ん?と人差し指を顎に当てながら・・・あざとい、似合ってるからこそ!あざとい。


「あ~あのハーフの女の子ね、知ってるわよぉ~。知りたいの、でも何で知らないの?あんなに一緒で仲良かったのに、もしかして高校で会えてなかったの?もう付き合っていて、いつ連れてくるか楽しみにしてたのに」

 なんで、今の高校に入った理由を知っていたから、不思議そうにしている。


「だって、あだ名しか知らなかったもん!金髪碧眼美少女なんて、日本にはそんなに居ないはずだから、すぐ見つかると思ってたんだよ!」


 ジト目で、息子を見る。


「はぁ~うちの息子がここ迄馬鹿だなんて、そうねぇどうしようかしら、今日から1週間いや1か月、家事してもらおうかしら、もちろん昼食以外でいいわよ!でも、達成したら教えてあげる2年待てたんだからだ我慢できるよね」


 宇佐美は即答で!


「その話乗った!」

 料理なんか、お茶の子さいさいさ!いい男になるために、料理も練習してたからな。


 1ヶ月か長いけど達成して見せるぜ!


「あとぉ~学校さぼった、お仕置きね♡お尻ぺんぺんの刑ね」

 顔を蒼褪めながら、にげるが逃げられなかった。


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