第3話

「いいな、しんちゃん」

お友達のひとり、まさやくん。


かなりの泣き虫ですが、とても優しい子です。

絵が上手いです。


「・・・すごい・・・」

お友達のひとり、ごーちゃん。


おっとりしていますが、芯は強い、

いざという時に頼りになります。


多分・・・


「何よ、海なんて・・・地域差別だわ」

お友達の紅一点の、ななちゃん。


仕切りたがりです。

でも、意外と乙女。


でも、この年頃は男女の差はないでしょう。


「だめだな・・・しんたは。何も知らないで・・・いいか?海は・・・」

お友達の、ゆうじくん。

ませています。

しかし、ませているのが、実は一番の子供です。


でも、とても博学です。


「ゆうじくん、えらそうだぞ」

「僕は、トノサマガエルなんだから、仕方ないだろ?しんた」


逆切れです。


ちなみに、他の面々はアマガエルです。


「そうだ。酋長先生にも、言ってこよう」

しんたは、酋長先生に話をしに行きました。


ちなみに、園長先生の事で、ヒキガエルです。

顔は怖いですが、とても優しい先生です。


「そうですか・・・海ですか・・・寂しくなりますね」

泣いています。

涙もろいです。


「でも、まだ本決まりじゃないんだろ?」

ゆうじくんが、口をはさみます。


「うん。父ちゃんが下見だって」

「だったら、決まってから、話せよ。心配するじゃないか」


ゆうじくん。

不器用ですが、一番しんちゃんを心配しているかもしれません。


「そうだ。先生にも、言ってこよう」


そこへ、綺麗な女の人を見かけます。

おそらく、女子大生でしょう。


「へい、そこのお姉さん、オラと海で、スイカ割りしない?」

しんちゃんは、そのお姉さんを知りません。

お姉さんも、しんちゃんを知りません。


つまり・・・


「園長先生のとことへ行くんだろう?」

「ナンパするなんて、最低だわ」


ゆうじくんと、ななちゃんは呆れています。


「おっ、こってい忘れてた」


つっこみは、やめておきます。


この幼稚園には、3人の女の先生がいます。


地味ですが、可愛い感じの、みそらあかね先生。

既婚者です。


見栄っ張りですが、スタイルのいい、いしのさくら先生。

独身です。


メガネをかけていいて、大人しい感じの、くきすみえ先生。

メガネを外すと・・・(以下自粛)


とても、機械にくわいいです。

独身です。


しんちゃんの担任は、あかね先生です。


ちなみに、3人ともアマガエルです。


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