第16話大規模な敵部隊と遭遇し大活躍する

私の名前はミズモ・ラン。まあ、海洋連合に属する軍人だね。

で、階級だけど一応、准尉という准士官という扱いになるね。元々は曹長まで出世したけれど、とある作戦で上官を見捨てたということであわや銃殺されるところだったけれど二等兵に格下げの上、懲罰部隊に送られたわね。


で、そこではAT乗り達の集まりだったわね。そのメンバー達も皆良い奴らだったよ。あたしが戦闘工兵で数々の激戦区を生き延び、ハイブ爆破などに従事したと

私が言うと皆驚いていたわね。まあ、はっきり言えば戦闘工兵の装備品であるバトルドレスというやつは硬式宇宙服ノーマルスーツに倍力装置を取り付けただけの代物だしね。で、武装は7,62mmカービン銃に各種爆薬類という装備だったわね。

で、一番損害が多く墓場に一番近い部署ともいえる場所になるわね。


そんな部署で生き延びたと言えば皆驚くのも無理ないわね。で、懲罰部隊である独立部隊で、私はMSに乗れといわれてそこでは火消しや威力偵察、強襲などあらゆる任務をこなしたわね。だけどその部隊も壊滅し、再び再編成され再び宇宙艦隊に配属されたわね。まあ、独立部隊というのは変わらないけれどね。


で、再びガンビアベイは新たに生まれ変わったわね。まあ、木星圏で新式エンジンと新規戦略兵器実験艦が運用終了し解体を待っていたところを隊長がスクラップとして引き取ったそうね。で、エンジンが死んでいた大型巡洋艦とそのエンジンと新型戦略兵器をつみこみ、MSが16機運用可能な強襲揚陸艦として生まれ変わったわね。なんでも戦略兵器として波動粒子爆縮砲となる戦略兵器もあるがエネルギーを食いすぎるとか動けなくなるという欠点があるため本当の決戦兵器という事らしい。


まあ、一応恒星間航行可能な船でもあるが太陽系外までは母船に収容されているということだそうだ。


で、私の部隊は先行偵察を命じられたわね。あ、そうそう、アルビオンも同じく強襲揚陸艦として運用するそうね。まあ、あそこの艦長のヘンケン大佐という人物は色恋沙汰には疎いようだけどね。なんでも同部隊の女性パイロットに一途で何かとアプローチしてるそうだね。


とまあ、そんな感じで私はサブフライトシステムに乗って先行偵察していたね。

で、そこで敵のバグにやられている船を発見しそれを報告し、掩護せよとの命令を受けたので私たちは即座に戦いに参加することになった。


ま、結果は救助は間に合わず襲撃を受けた部隊は壊滅的な損害を受けていたけれど、どうやら殲滅は回避できたというじょうたいかな。


で、船は残念ながら沈没するも、緊急脱出に成功した生存者はシーマ・ガラハウ中佐以下数名を救助することが出来たね。まあ、他の脱出ポッドも回収したけれど生存反応は無しだったよ。

そして、回収と救助部隊が回収作業中も護衛に回り捜索が打ち切られると同時に私も

引き上げることになったよ。


そして母艦であるエクセリオンに戻ると生存者と話すことになったわね。


「あんたが助けてくれたのか。感謝するよ。あたしはリリーマルレーン隊にいたシーマ・ガラハウ中佐。他の連中はどうなったんだ」

彼女の問に私は無言で首を振る。それをみて彼女も察したようね。


「そうか。コッセルたちはだめだったか。はてさてあたしはこれからどうなるかなんだよね。この船はこれからどこに行くのさね。その辺の質問もしても罰はあたらんだろ」


彼女の質問に私は答える。

「この船はシリウス攻略を行う艦隊。で、オールトの雲を橋頭保とするべく活動することになりました。で、中佐はどうします」


「どうしますって言われてもねぇ。船はないし。といって無所属を置いておくほど船は甘くないのは事実だし。どうするかわからんのよね」


と、まあ、そんな会話があったが彼女の処遇はあっさりと決まった。まあ、なんでもアルビオン隊の隊長が先の戦闘で重傷を負って後送されることになった。で、私たちの隊長がそれを引き継ぐことになり、シーマ中佐がガンビアベイ隊の隊長兼艦長として就任になったね。まあ、彼女もガンビアベイを気に入ってくれたようね。


そしてオールト雲宙域にてエクセリオンからガンビアベイが発進したわ。


いよいよわれら独立愚連隊の真骨頂発揮と言ったところかしらね。






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