一章 極魔学院インタレス
第6話 主席に答辞って緊張するにきまってるだろ?!
今俺は院長室にいるそして目の前に強面のおじいさんがいる。
「やあ、こんにちは君が月下王魔君か?」
「は、はい」
す、すげー魔力の波動を感じる、魔王ゼノーク=ジルドは力を封印されていたから良かったけどこれが魔王の本来の魔力…濃い!今にも意識が刈り取られるかと思うほどに、
「それで君はちょうどいいタイミングで入ってくれた」
「えーとちょうどいいタイミングとは?」
「何?ガイザルに言われなったのか?あやつ後でシメめねば。おっと話しがずれてしまったねちょうどいいタイミングとはちょうど明日入学式があるつまり君は編入生として入る訳ではないつまり変な感じに絡まれることはないだろう。後これだけは守ってくれ極力自分が‘‘魔王候補‘‘だということを言わないように」
「はい」
そうそれを言うと悪目立ちするし更に人間国家が血眼になって俺の事を探す事だろうそんなめんどくさい事自分からやるわけない、
「では、君は学院主席となっているから後で明日答辞で言うことをまとめた資料を君の部屋に送っておこう、君の部屋は学院の寮の最上階10階の部屋だから」
「はい何かもありがとうございます!」
俺は、その話を聞いた後、教えてもらった部屋に向かっていた、
「ふーん、ふーん、ふふーん」
俺は鼻歌を歌いながら向かった決して嬉しい訳ではない決してだ!
「お、ここか!……え?」
おいおいデカすぎだろ!どんだけ部屋デカいんだ設備も充実している
「こりゃやばい」
俺はその後答辞の言葉を暗記してすぐに寝た、この部屋風呂もあり、寝室もキングサイズベッド付きだ、それだけは良かった、
~次の日~
「えーと入学式場はっと、お!?あったあった」
おお体育館もでけぇー
「ほわぁー」
と俺が感心していると、
「おいなんだあいつは」
「どうせ貧乏人だろ」
とさんざん陰口を言われた正直キレそうである、俺はたいして優しくない、嫌なことは嫌と言うことをついこの間誓ったばかりだ、まあ僕も大人なので無視をする、
「キャッ」
おふぅ、お腹に思いっきり何かが、ん?なんだこの黒いのは、
「痛たたた」
「大丈夫?」
女の子だった、そうか頭から俺のお腹にダイブしたのか、
「大丈夫?フラウ?ちょっとあなたがここに立ってたからフウラが倒れちゃったじゃない!」
いや、そう言われても俺のせいじゃないし、
「だ、大丈夫だよ。キリエ、私が転んだだけだから」
「じゃ、じゃあ俺はこれで」
~数分後~
ズーン、今俺は気分が落ちている、最高に最低な気分だ、どうしてかって?それじゃあ答えよう、
「ちょっとなんでここにいるの!」
「あわわわ」
「俺が決めたわけじゃないよ」
そうさっきの二人組だ、正直もう会いたくなかった、
ヴヴヴヴヴヴー
「お、始まった」
「これより入学式を始めます、まずは学院長サリー=インタレス様からのお祝いの言葉です」
「まずは、入学おめでとう諸君、そしてこれだけは言わせてくれ今ここにいるのは各国の才ある者たちしかいない、だが才ある者だとしてもここにいる者のほとんど死ぬだろう」
空気が凍った、
「だが今回の入学生の中では期待できる者がいるがな…まあそのうち分かるだろう。
良いか!死にたくなかったら死ぬ気で鍛えろ!若人諸君!」
「ありがとうございました、次に主席による答辞です。主席オウマ=ゲッカ君前に出てきてください」
「はい!」
「え!?」
「え!?君が主席?」
俺はそんなことを言われながらも全生徒の前にでて答辞を行った、それからは特に何もなかった、
~自室にて~
「はぁ~今日は疲れた~」
その後はすぐに寝れた、
第6話終了
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