第4話 まじで魔王ゼノークって何者!?

俺は、町で宿に泊まっている間に色々調べてみたらここの近くの森は、極魔の森と言うらしい、俺たちはそこにまず転移させられた、そこではじめて言ったダンジョンで俺は奈落に落とされた、何というスピードの裏切りからの復帰。更にこの世界に国が何ヶ国あるか調べてみた、結果この世界には全20ヶ国あるらしい、そのうち10ヶ国が魔王がが統治しているらしい、厳密には正規の魔王が9ヶ国残りの1ヶ国が魔王の側近が統治しているらしい、更に魔王候補が統治している国は最先端の魔法や剣技を極めるための学校があるらしい。というか学校そのものが国らしい、軍事力だけで見ればこの世界で最強だといえる、生徒だけでも魔王候補の一人や二人簡単に倒せるらしい、できれば敵対したくないな~、でこの国は人間の王が統治している国らしい、国の名は、[サピエンス・マヒューン]と言うらしい、王の名前はマヒューン10世案外この国の歴史は長いらしい、

ま、これが俺が3日かけて調べた情報だ。


「さて、朝食を食べて冒険者登録してくるか~そろそろ財布が寂しくなる頃だしな」


と言って、俺は朝食を食べ冒険者ギルドに向かった、

~数分後~

よし着いた。案外でかいな、この町で一番でかいんじゃないか?俺は、扉を開けたそして受付カウンターに向かった……ていうか受付の子可愛い、という雑念を俺は首を振って取り払った、


「すみません、冒険者登録したいんですけど、いいですか?」

「はい、冒険者登録ですね?」

「はい」

「では、この水晶に触れてください。触た時に出た色と光の強さで魔力量を測ります」

「は、はい」


俺は、水晶に触れたその瞬間強い光を発して光が収まったら、紫が混ざった感じの虹色になった微妙に水晶にひびが入って――――割れた、その色を見てギルド職員と冒険者が驚いた顔をしていた、


「ありえない、どうして水晶が割れるの!?」

「えっとそんなにおかしいのですか?」

「当り前じゃない!魔王候補ぐらいの力がないと割れないといわれてる魔力水晶ですよ!更に今の光の色、魔王の適性がないと出ない色のはず!あなた本当に何なんですか!」


いや、そういわれても触れただけで割れるなんて知らなかったし、


「ま、まあとりあえず今のあなたは少なくともMP5000以上あることが分かりました、レベルと使えるスキルと魔法をこの紙に書いてください」

「は、はい」


名前の欄に〔月下王魔〕と書き、

スキル欄 神速 槍神 弓神 剣神 武道神 魔法神 亜空間収納 魔王剣召喚 鑑定 

魔法欄 回復 支援 五大魔法 空間魔法 大罪魔法 悪魔魔法 神魔法 魔王魔法


と書いたらまたおかしい物見たような顔をされた、


「はあ、もうあなた何者なんですか?神速に槍神、武道神などの伝説級のスキル、魔法も五大魔法に神魔法、更に魔王魔法それこそ魔王級の者しか持ってないはずなのに」


いやそう言われても、自分のステータスプレートが示したんだから仕方ないじゃないか、そう思った瞬間ギルドの扉が思いっきり開いた、そこには一人の男がいた、そして叫びだした、


「東の森で魔物大量増殖!目的地はここのようです!今動ける冒険者がいたら援護をお願いします!」


まじかよ、でも今冒険者登録したし参加してもいいかな?


「それ、俺も参加してもいいんですか?」

「はい、いいですよ、てゆうか参加してください、今冒険者カード発行したのですから」

「はい、ありがとうございます」


数にもよるがでも色々と試してみたいし、


「今魔物はどこにいますか?」

「ここから東に向かって一キロの地点にいます!」

「分かりました!」

<魔法コマンド…上級空間魔法>

<魔法名…テレポート>

<魔法効果…今いる場所から自分または物体を一度行ったことのある場所に移動させる>


そう言い、俺は今魔物がいるであろうとこに出て、


「これじゃあ分からないな索敵しよう」

<魔法コマンド…上級空間魔法>

<魔法名…索敵>

<魔法効果…空間魔法を駆使し害意を持ってる者が近くに来ると脳内に信号が届く>


うわ、やべぇ周囲に1000体はいる、更に何体かはB、Aランクの奴までいる、


「まあ、やってみますか!まず複合魔法から」

<魔法コマンド…風・火属性殲滅型魔法>

<魔法名…大火の風撃>

<魔法効果…一定領域内にいる者に風で強化された火をに当てる>

『グ、グワァーー!』


よし!奇襲成功!だいたい今ので50体は倒せたな、


「よし次!」

<魔法コマンド…初級殲滅型大罪魔法>

<魔法名…憤怒の如き炎>

<魔法効果…大罪の力で魔法を根本的に組み替えて徹底的に威力を上げた炎を相手にぶつける>


地獄の業火の如き熱量の炎、色はどす黒い赤色、その炎は消えることを知らないみたいに辺り一帯を燃やし尽くさん勢いで広がっていった、

うわあ、えっぐこれやばい。炎で森が全焼しちまうよ、これは使うところを考えなきゃだな、やばい消火しないと、


<魔法コマンド…神・空間魔法>

<魔法名…タイムストップ>

<魔法効果…神魔法の力を借りて自分以外の時を止める>


今度はその言葉をトリガーに、あたりの時間を停止させた、騒がしかった森も静かになった、やばい、ガチで時間止まってる、これはこれで強すぎね!?時間を止めるとかマジで魔王ゼノーク何者なん!?


「それと」

<魔法コマンド…神・水属性広範囲型魔法>

<魔法名…神の涙>

<魔法効果…上空から神の涙の如き神聖なる水を降らすどんな火だろうと炎だろうと瞬く間に消し去るほどの浄化能力>


今度は、王魔の頭上に巨大な水球ができ一気に破裂、あたり一帯の炎を消し草木が生命を取り戻していく、スゲェー、一瞬で消え去った、


「最後に、」

<魔法コマンド…初級超殲滅型魔王魔法>

<魔法名…魔王の怒り>

<魔法効果…魔王の怒りという魔法名にふさわしい威力の雷を落とす>


その言葉を合図として上に黒い雲が密集していきその瞬間―――――黒い雷が降ってきた、だいたい10秒に100回攻撃をしている、つまり約100秒で殲滅完了したことになる、


「はあ、魔力がもう底についたな、ん?なんだ?頭がう、う~ん」


ドサッ!と倒れ俺は爆睡したのであった。


第4話終了

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