第28話 あとがき

つい最近、創作を手がけた事もあり、こちらのネタが思いつかないとなっているので、一旦の完結をさせようと書いてます。


 さて、あとがきについてですが、これはもう前書きよりも作者の自由に書いたら良いと思います。

 と言っても大半は読んでもらった読者へのお礼や、書き終えての作者の感想や物語を思いついたエピソードなどが大半です。

 あとは人により次回作こんなの考えてます、書いてますなど告知をする方もいたりしますね。

 作家にはあまり見た事がありませんが、漫画家には多い気がします。


 まぁあまりにも関係ない事ならだいたい大丈夫かとは思いますが、誰だったか忘れましたが、プライベートの事を、家族が出来たとか、どこそこいったとか、書いてる人も確か少ないですがいました。


 前書きや後書きは作者(私)はこんな人物ですよーと読者に身近に感じさせるものだと思います。

 とくに決まりはないので文章とか関係なく、自由に書ける唯一のとこが前書きと後書きかと思います。


 では私の後書きとして……。


 創作してみて思ったのは人に興味を持たせる事の難しさを痛感してます。


 自分でもこのエッセイにて語った起承転結で早くから伝えないといけない、と書きましたが、伝わる文章にはしたとは思います。が、それだけで物語としてはヒロインの登場を遅くし過ぎた。序盤で出す工夫はあるのに書きすすめてから、なぜ読まれないのか、文章としてはたぶんましなはずなのに……と考えたら、ヒロインや主人公はどんな人物なのかの描写が少なく、面白いという点で劣る。という致命的な欠陥があると悟った事。


 といくら、読書をし、何が悪いか良いのかを理解していても、書くとなるとそれはまた違うということ。

 こんなのは他の事でいやというほど経験してても初体験のものならばやってしまうんだなぁと痛感しています。

 ですが書ききる事が大事だと、例え読まれなくともと、今書いてます。

 文章力では負けてないはず……と自分で言い聞かせています。


 このエッセイを読んでいるみなさんで私より想像力が素晴らしい方はたくさんいると思います。

 だから今まで語ってきた、

 小説とは何か。

 その基礎とは。

 それを知って欲しい。


 今確かに創作したものが思っている以上に読まれなくため息をつく日々ですが、それ以上に書くというのが面白いと思ってます。

 思ってた以上に物語を考え、形にしていく作業が面白いと感じています。


 私のエッセイを読んだ作者、読者全ての方に、何かweb小説に接する際に、あんな事書いてたな、これがそうかと、ふと思い出してもらえたら嬉しい。


 と締め括り、このエッセイはここで完結とします。

 表示としては連載中とします。

 たぶんあとは読んでてこれ面白いとか、素晴らしい表現、文章だとか、これはだめだろとか、賛辞や愚痴を書くと思うので。


 最後に。

 良ければ、既に失敗したなぁと思う作品となってますが、何かの合間に読んでいただけたらとても喜びます。


 ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

            はるもも

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