第21話 起承転結の転結
ここの話は語ることは無い。けど分けて書いてしまったので仕方なく書いてます。本当に何を語ろうか悩むぐらい特に特筆すべき事ってのはない。なので結局まとめて書こうとしたわけだがそれでも無い!
あえて語るならこの転結では作者の思いの丈を書いていい所。特に結なんてエピローグなわけだから作者が書き始めた構想、理想のエンドにむかって書きなぐっていい。
転については思いもよらない展開、今までをひっくり返すような展開が好ましいわけだけど物語によってはそうしなくてもいいわけだし。推理小説とかぐらいかな? この転で犯人と思われるのが違ったり、解決したと思わせといて実は黒幕がいたり、事件に便乗して別の犯人がいたりとか……。まぁ伏線の回収場所の認識が強い場所でしょうか。
ラノベではファンタジー、恋愛がほぼなので推理小説のような展開はあまりなくストレートな物語が大半なのでそのまま山場としてライバルや敵として序盤から認定されてる人物との戦いや、好きな人へ想いを伝える場所でラストへ向かうための通過点にしかならないわけで、ここまで読まれていれば読者はよっぽど酷くなければラストへの期待感でいっぱいだろうと思う。
なので転結では基礎をしっかりやってればほぼ問題ないと言える。
本当に書くことが無い! だからここでまとめます。
てことで最近読んだレディージョーカーを例にしてみたいと思います。
この物語はミステリー小説になるわけですが、生に疲れたり、劣等感を持っていたり、介護に疲れたり、復讐したい人なんかが集まった5人組が企業相手に脅して金を取る物語となるわけですが、この転ではその事件を利用してデカイ犯罪集団が暗躍していくとなる場所になる。
これで事件が複雑化していきそれを追う警察が翻弄されていく。そして新たにそれを追う刑事自身の葛藤なんかも混ざってくる。と2つも3つも転んで物語に深みを魅せてます。
と書いてて思ったけど、転はより物語に深みを持たせるという意味では作者の技量を問われるのかな? と思ってしまい重要かなぁ? とも思えなくもない。
それでもこれはミステリー推理小説なわけだからそうなるのは当たり前でラノベでは当てはまらないかもしれない。そんなラノベでミステリー推理小説のように複雑化させて深みもたせれるならば凄いのではと思う。
本当に内容が薄くて自分でも笑ってしまう。専門の人ならば何かあるかもしれないが生憎と無いので困ってます。
まとめると大きい起承転結があり、その中にさらに起承転結を意識して物語を書けばまとまると思います。
ドラゴンボールなんかも天下一武道会編、ピッコロ編、マジュニア編、サイヤ人編とそれぞれで起承転結があり、終わるとまた起承転結が始まる。といった具合で既に完結した書籍化された一般小説とは違い、連載形式のwebでは分けたほうが書きやすいと思う。
結局なぜこの起承転結の話をしだしたのか。それは、たぶんあれもこれも盛り込みたい意識が強いのか、引っ張りすぎていたり、遠回りしていたりと作者自身の欲が強いのではないかという事。細分化して考えれていない。推理小説以外では複雑に盛り込みすぎたものは脱線しやすいと思うのです。
ファンタジーや恋愛漫画やアニメってかなりシンプルですよね? なかには複雑なものはありますが、初めから複雑なものって実は少ない。ほとんどが後付で、その後付されたものが複雑に見えてしまってるだけだと思います。
なぜかって、人気がなければいくら複雑で内容のある話を構想しても、それに至るまでに打ち切りになったら意味が無いわけで序盤で面白いと思わせなくてはならないから作りはシンプルなわけです。
初めはシンプルに起承転結を。その後の起承転結で深みを。これが理想かなと思います。何一つ完結した物語がないのなら先ずはシンプルに書くことが最善ではないかなと。
盛り込まれたものは読みごたえは確かにありますけどね。私もそれを好みますが、それはまとめる力がある場合と思われる。
物語とは起承転結の連続である。と最後に一言添えて終わります。
あとがき
今回は時間がとれず見直しせず投稿してるので可笑しい文章あれば知らせてください
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