第17話 章と起承転結の関連性

多くの作品で章がない作品多いですよね。その理由としては、思いついたイメージや設定を漠然的に思いついて、その簡単な設定の部分って起承転結の起結の部分でしかないから。

 しかしそれはweb小説では仕方ない事だ。そもそもが書籍化される本とは違い未完のまま作り上げながら発表するという連載される漫画みたいなもの。


 だけれどこの大きな起承転結を考えるのは大事だがより大事なのが起結である。片方では駄目だと思っている。


 これが定まっていない作品はほぼ全て駄作である。なぜなら、作者自身がわかってないから文章に現れていく。だいたい『何がしたいのかわからない』といった何も伝わらず『面白くない』といった批判なんかより最低最悪な評価をされる。

 私は批判される方がまだましだと思える。理由として改善すれば面白いと思ってくれる要素があるという事だ。『意味がわからない』というのは改善のしようがない。とまぁこの話はここでは蛇足なので置いとく。


 とにかく、そうならないためにも起と結は明確にイメージしなければならない。それは文章にも現れ、それが自然と読者へメッセージとして現れる。と私は思っている。


 そこで、タイトルについてだ。私の持論を述べたい。同じ形式である漫画を思い出してほしい。なんたら編とか区切られてないだろうか。中には無いのもあるが別けられてる作品の方が思いつくはず。私も無いのを思い出そうとしても出てこない。


 ワンピースで例を上げてみよう。先ず大きな起承転結の起と結。これは内容を詳しくない人でもご存知、起は能力を得て冒険に出る。結はワンピースを得て海賊王になるだ。とても明確だ。


 その大まかな起承転結の起の中の起に、バギー編、ゾロ編、ナミ編、承にウソップ編、サンジ編、ロビン編、転結とまとめるがエース編。と、それぞれ主となる話があるが、それが小説の章だ。そしてそこの中でまた起承転結がされている。(例は適当です)。


 憶測だが、ゾロ、ナミまでは想定内でウソップ、サンジについては役職で構想はあったが書いてるうちに思いついたキャラだったり、結のエースはああする予定があったのではないか。

 実際はそうじゃないだろうが、ここではそう思って欲しい。そう仮定したほうが作家の皆さんはイメージしやすいだろう。まさに今書いてるのこんな感じで執筆しているはず。


 何が言いたいのか。最初の仲間にするゾロをどうやって仲間にするのか、その中で起承転結を考え、仲間全員の設定がまだだっとしても、海賊王のになる目標のための結のために、航海に出るのに必要な乗組員でナミ、サンジのようなキャラは確実に想定内のはずなのだ。そこで揃ったからあと何が足りないか? でロビンやらが出てくる。

 とまぁ経緯は違ったとしても道標があれば考えやすいのは道理のはず。

 だから起と結は大事で、出来るなら章わけをしたほうがいいと私は思う。


 章というのは長くなくていい。書籍でも10~15ページ、文字数で1万文字前後で区切られている。

 章は大きな区分けに思うだろうが意外に文字数にすると短いのがざらである。もちろん長くても良い。それは作者の構想によって違う。


 何でもそうなのだが目標がある人とない人ではスタートもそれに進む進度も違う。芯も当然違うのだから売れた作品の物語と登場人物の基盤の設定はブレが無い。本当にただの行きあたりばったり作品は物語も行きあたりばったりと感じてるはず。


 なぜ話すのかは序盤の内容は良いと思うものはたくさんある。けれども進むにつれ『何がしたいのか。どこにむかっているのか』がわかなくなる作品もまた多いから。これが本当に非常に勿体なく、残念に思っている。そういったものが前述の複数作品を書き出したか書いていたりする……。


 終わった話はいいとして、とにかく起と結を明確にし、話がブレる、まとまらない、思いつかない方は起承転結をさらに起承転結に分け章を作ってみたら如何だろうか?


 ちなみにこの考えは短期、中期、長期と考え会社を運営していくマネジメントや家族計画とほぼ同じ考え方で役に立ちます。

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