読書好きがweb小説を読んだら

はるもも

第1話 前書き

前書きってありますよね。書かれているのはエッセイや自叙伝なんかにありますが、恋愛、ファンタジー、ミステリーなどといった空想の物語を書いたものにはたぶんありません。少なくとも私が読んだ書籍には無いです。


 前書きの良いところは作者が読者に向けてメッセージを伝えれるという点でしょうか。本文を読むにあたってどう読んでほしいかなどの心構えをしてもらえる点。これにより意図していない伝わり方を防ぐ事ができます。


 しかしラノベはほぼ8割は物語です。なので前書きは無いのが当たり前。したがって書くのは異例というか一般的にありえません。


 だが私は思うのです。


 作家により様々ですが投稿される作品は完結まで書き上がっておらず、一日一話。週に一話。と、投稿していき、考えたプロットの変更を迫られ、いつか予定外の完結をする未熟な作品なのだから、冒頭や数話先で内容に幻滅されたりなどされ読まれなくなるというのを幾度となく見てきました。現に私も途中で読まなくなった作品は多数あります。


 そこで『web小説』に限り、前書きにて予めテーマなどを載せたり、基礎設定を説明したりするものなら有りじゃないかと。


 もうかれこれ10年近く読んでいるので、どのくらい読んだのかわからないくらいあるのですが。そんな中、もともとのプロットなのか、表現した時に予想とは違ったりとか、途中で読まれなかったりしているのが勿体無い。と感じた内容の作品がそれはもう沢山ありました。


 読者好きの評価は最後まで読んだ時はじめて感想がでてくるのが基本で、前書きさえあればその作品がブレてるのかそうではないのか出来るのにな。と思った事があります。

 ただ書籍化を目指している作品の場合は悪手になるのでなんとも言えないですが。物語ならば後書きは良いけど前書きはネタバレになってしまったり蛇足に感じられたりする場合があるからだ。


 しかし処作だったりまだ三作ほどで慣れてなく下積みとして経験を得たい方には良い手法かもしれません。素人だから自信がまだないと思っていて、アドバイスが欲しいと思うなら有りのような気がします。


 ですが再度言います。物語としては前書きは蛇足。やるかやらないかは貴方次第。


 私個人としては無しです。「言っといて無いのかよ!」と思うでしょうが、根底として読者好きなので、小説としての在り方を守って欲しいがあるからです。が、一つの方法だとも思っているので仮に見かけたとしても何も言いません。無いけど「勉強したいんだな」と感じ、向上心がありそうだと好印象は持つと思う。


 と、まぁこんな感じで読者好きが独自の見解をつらつら書いていきます。


 基本私は褒めるのが苦手なので苦言の方が多いかもしれません。

 しかしながら良い作品を作って欲しい、そして読ませて欲しいとの思いからだと受け取っていただきたい。


 前書きに前書きについての持論を述べて私からの前書きとさせていただきます。

                はるもも

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