良い意味で色々終わった
四月二十二日母は腎臓内科を退院した。
ある程度症状が落ち着いたのでと医師から退院を促されたのだ。
それでも最初の予定よりは少し伸びた。
まだカリウム不足だという事で、カリウムの薬を飲むように指示される。
五月十日、腎臓内科の受診。
採血をして検査待ちの間に食事をとる。
検査の結果待ちで診察までは一時間あるのだ。
食事と言っても食堂はコロナ禍で閉鎖されている。
コンビニのイートインコーナーでサンドイッチを食べる。
コーヒーを飲む母は、入院前の様にコップを落すことは無い。
その代わり錠剤を一錠落してしまい、錠剤は隙間へと消えて行った。
あの大きさはおそらく、マグミット錠。
お通じの薬だろう。
診察を受ける。
血液検査の結果はほぼ正常値に戻っている。
コレステロールの値も、薬を中止していたにもかかわらず正常値だった。
消化器内科で処方されていたベザフィブラートも、再開する必要なしと腎臓内科で指示される。
今回薬も大きく整理する事が出来た。
腎臓内科で処方されていたカリウムの薬も今回の診察で終了となった。
そして、腎臓内科の診察、治療も今回で終了となった。
六月四日、消化器内科の受診。
そもそも消化器内科は、母に黄疸が出た時から始まった。
掛かり付け医から紹介状を渡され、総合病院で検査を受けた日に緊急入院になったのだ。
黄疸の原因は肝臓がんだった。
癌は検査のたびに姿が変わる。
結果、肝臓がんと胆のうがんおよび胆管がんでもう治療、手術は出来ないと言われた。
その後、新しい造影剤の治験に参加したことで、一つの肝臓がんが胆管を通り胆のうまで達していたことが映し出された。
その事で外科部長のゴーサインが出た。
肝臓の右葉すべてと胆のうを摘出して、胆管を開いて中から肝臓がんを取り除いた。
幸い癌は胆管には癒着しておらず、開いたとたんに?がれ落ちた。
ずいぶん長い入院にはなったが、癌を取り除いて退院する事が出来た。
消化器内科は、その術後の経過観察の担当だったのだ。
決して下血専門科ではない。
手術から十二年、これまで癌の転移も再発もない事から、もう定期的な経過観察は続けなくても良いという事で、消化器内科の定期検査もこの日が最後になった。
下血については、出血が有ったら処方されている止血剤を飲み、それでも止まらなければ受診する。
医師は、下血を風邪みたいなものと言った。
薬を飲んで治ればそれでいいという事らしい。
消化器内科の医師とはこれで会う事も無いのかと言うと、私の大腸癌の担当医でもあるので、またすぐ受診する事になる。
とにかくこれで母は、県立総合病院の定期的な受診は無くなった。
残りは整形外科。
母は骨粗鬆症の治療があるので整形外科はまだ続く。
その整形外科で、胃酸の分泌を抑える薬の変更を指示された。
ランソプラゾール。
この薬は使い続ける事で骨折しやすくなる副作用が報告されているのだそうだ。
なのでH2ブロッカーなど変わる薬に変えてもらうように指示された。
まずこの薬がどこから処方が始まったのかお薬手帳で調べてみた。
消化器内科ではなく、かかりつけの整形外科で処方が始まっていた。
時期は圧迫骨折の後、入院の前だった。
当時は母は骨折が痛くてほとんど寝ていた。
横になっている状態が長かったので、胃液が上がって来ると言って、それならばという事で、整形外科で処方されたのだ。
今は圧迫骨折の手術もして、日中は座っているので薬を変更することなく止めた。
また症状が有れば内科で相談して処方してもらえば良い。
今の所、飲み続ける必要性がない。
圧迫骨折の前と比べて、母の薬はずいぶん減った。
それでいいと思う。
いい意味で、いろんなものが終わった二か月だった。
ちなみに今日、一般社団法人700MHz利用推進協会から派遣されて工事業者が来た。
テレビ画像のチェックと、ブースターの交換に来た。
でもなー、何で高齢者のワクチン接種が終わるまで待たれへんの。
業者をこのコロナ禍、非常事態宣言中に在宅介護家庭、高齢者がいる家に上がらせるんやったら、業者にPCR検査受けさせて、陰性証明させなあかんのちゃうの。
うちブースターの電源部介護部屋にあるねん。
介護部屋で業者は作業して行ったで。
無症状の感染者じゃないことを祈るしかないわ。
下手したら死人出すねんで。
どう責任取るつもり。
ちょっとは想像力働かせて。
母は、工事業者の体臭が臭すぎて気分悪いってまだ言ってる。
政府はコロナ禍で在宅介護家庭に対して負担だけ増やして何のサポートも、セーフティーネットも立てなかった。
世間は、先の話の様に在宅介護家庭に無頓着すぎる。
政府が何もしないから、世間も何もしない。
少しは配慮しろー。
世間の無頓着で苦労が絶えない介護離職者たちにベーシックインカムを。
余談
加工女子始めました。
「月曜から夜更かし」で、宗谷の蒼氷さんと言う人が特集されていました。
ツイッターで若い美人ライダーなんだけど、実はおじさんなんじゃないかという疑惑が沸き上がっていて、本人と会ってみたらやっぱりおじさんだったと言うものでした。
そこで、女性の顔を作るのに使われていたのが、FaceAppと言うアプリ。
それがきっかけなのか、その直後ツイッターではちょっとした加工女子ブーム。
なので私も乗っかって見ました。
まあまあ可愛くなったと思うので、「みてみん」でも公開中、ツイッターではより多く見られます。
みてみんのアドレス↓
https://33783.mitemin.net/i558230/
前の画像で繰り上がっていくと、何枚か見れます。
よろしかったら見てください。
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