第5話本当の僕(私)

》あれからどれほどの時がたったのだろう、膝を抱えながらただ俯いていた。

もういいや、、、そんな事を考えはじめていた。

その時進君ここから出ようと声が聞こえた誰?僕は顔を上げたそこに立って居たのはアユムともう1人女の子??君は誰?そう聞こうとした瞬間僕はアルフ

、アルフエリグットエルフだよ。とその子はいったエルフ??って本に出てきた妖精さん??僕がそんな事をかんがえていると、ここに居たらだめだよ。あの先に見える大木の所へ戻ろう。ここに居ると君の魂の権現がきえてしまうよ。と彼女は言った。

え??ここは那落ここに来て迷いの魂はゴースト達に連れて行かれてもう二度と生まれかわれないんだよ。

アユムとアルフは僕の両腕を掴み大木の方へと向い始めた僕は彼女達に身を任せるようにまるで空を飛んでいるようにフワフワとした感覚に落ちていた。

気がつくとあの大きな大木の下でねていた、虚ろな目でまわりをみまわすとアルフとアユムが楽しげに草原をかけていた、そしてゆっくりと体を起こし木に体を預けるとどこまでも行けそうなくらい青いが見えていた。混乱している頭の中がだんだんとハッキリしてきた、そうだ僕はアユムとここへ来てそして二度と元の世界には帰れないんだ、そう思うと涙が止まらなかった。そんな僕にアルフがそっと肩を抱きしめてくれた、進くん悲しむ事はないんだよ君はアユムと1人の人間になり僕達の世界で生きていくんだそして君が成すべき事があるんだよそれが成し遂げられればきっと元の世界に戻れるはず、そうアルフが言ってくれた。

僕は我に返りアルフに、こう聞いた、アルフそれは何僕に一体何ができるの??成すべき事って?そう聞くと

アルフはそれはねアユムと1つに戻り全ての記憶が戻れば自ずと分かるはずそしてそれをなしとげるだ!

そしてそれが成し遂げられれば神様がきっと君の願いを叶えてくれる、約束するよ!とアルフが言った

僕は(私)は、その話を信じてみることにした、ここにいても始まらないし、成すべき事があるならやらないで後悔するくらいならやるだけやってみようと、そう決意した時光と共にアユムの体が消えて行った、その時微かにアユムの声が聞こえた進くんありがとうこれからずーっと一緒だよ。進きっと進がこまったときは、私がたすけるからね。そう言って僕の体は光に包まれてそしてアユムは消えた、アルフが泣きながら僕にお帰りアユムと言いながら抱きしめてくれた。

僕は何故かうん、ありがとうと自然に、言葉がでた。

あーこれはアユムの気持ちなんだなーとそう思った

それから数日アルフやアユムの世界の事を色々教えてくれた、国のことアユムが魔族のお姫様だったこと、アルフの世界では、人間も魔族も皆が今は共存して暮らしていること、今は平和で戦争も無いことをそれはアユムが望んでた世界だった事も、僕はアユムの望んだ世界で、何が出来るかはわからないけど、その世界に行きアユムが安らかにそして次に転生した時幸せに暮らせる様にしてあげたいと、強くおもった。

そして旅立ちの日が近ずいてきた、そうこれから僕は、(ううん私は)アユムと共に生きていく。自分がいた元の世界に戻れるその日まで

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