2-6章 二度目の学園祭
第471話 出し物決め
いろんな意味で長かった夏休みが終わり、今日から二学期。
二年生になってから、もうすでに九月。九月が終われば、二年生も折り返しということになる。
と言っても、それがどうかしたのかと言われると、何もないわけだけど。
ただ、夏休みの間でボクの立ち位置が色々と変わっちゃったからなぁ……。
まず、本格的にアイドルとして認知されてしまったこと。
天使と悪魔、両方の王になってしまったこと。
そして、生徒会長になったこと。
……あれ。なんだろう、三つ目の規模が一番小さいような……。
どうなんだろう。
それから、生徒会長になったため、今後は生徒会のお仕事が発生するようになるわけで、そのことをメルたちに伝えたら……駄々をこねられました。
メルたち的には、
『帰るのが遅くなる=嫌い』
みたいな図式があるようで、その考えを直すのに苦労したよ……。
なので、
『何が何でも急いで終わらせるから! できる限り!』
と伝えたら、安堵した表情を浮かべたので、セーフ……だと思いたい。
一応、マニュアルのような物を獅子原先輩が作ってくれて、それを見た感じ、特に難しそうなことはなかったからね。
大変そうなのは、会議とか、イベントの運営くらいのもので、それ以外はすぐに終わりそうなものばかりだったし。
一応、書類仕事はあるみたいだけど、その辺りは得意だしね。
だって『瞬刹』とか使う予定だもん。
むしろ、それを無しで仕事をした場合、いくらボクと言えどもそれなりに時間がかかりそうだからね。
それで帰るのが遅くなったら、メルたちに嫌われちゃうかもしれないもん。
それは死んでも嫌。
今回のボクの初仕事は、学園祭の出し物の審査だそうです。
そのため、前年度以前の資料を借りて、どういった場面の時にどう対応するのか、と言う部分は既に学習済みですとも。
ただ、こういうのはいつだって予期せぬことが起きるものなので、あらゆる可能性を考えておかないとね。
ちなみに、初等部と中等部に関しては、生徒会が存在しない為、生徒会に近い組織が作られており、両方の情報がこっちの生徒会に流れてくる形になるみたい。
会社で例えると、子会社になるのかな?
まあ、そんな感じ。
ちなみに、この両方には出し物の制限があり、初等部はお金をかけない出し物で、中等部は予算三万円以内に収めること。一応、初等部はお金をかけないと言ったけど、それはあくまで中身の話であって、ちゃんと予算は出ます。たしか、一万円くらいだったかな?
……そう考えると、高等部の予算って相当おかしいような……。
たしか、百万円じゃなかった?
うーん。異常。
ともあれ。
初等部と中等部の出し物の審査に関しては、それぞれの部にいる先生方がするそうで、ボクたちは事後確認になるとのこと。
それでも、確認は必要なんだね。
当たり前だけど。
今年から、生徒会は全ての生徒の上の組織、みたいな感じになっているらしいからね。
つまり、生徒会長に至っては、まあ……全生徒の一番上、と言う形に。
なんだろう。ボクってトップに関する役職に縁があるの?
異世界でもそうだし、悪魔や天使の方でもそうだよ?
魔族の国の女王で、悪魔の王で、天使の王で、生徒会長だもんね。
……うーん、やっぱり一番最後が一番スケール小さい。
いやまあ、この学園の生徒会って、かなり大きくなったようなものだけどね。
……と、そんなことはよくて。
二学期から、もっと頑張らないと、ということだね。うん。
と言うのも……
「みなさん、おはようございます。今学期から生徒会長になりました、男女依桜です」
今は始業式の真っただ中であり、生徒会長としての挨拶があるからね!
しかも、前回の選挙の時とは違って、今は初等部の生徒もいるから人数が倍。
緊張が半端じゃないです。
でも、これをやり遂げられなければ生徒会長じゃない!
と思っています。
あと、前回とは違って今回はメルたちも見てるからね!
「長い夏休みが終わり、今日から二学期。今月末には、みなさんが楽しみにしている学園祭が催されます。高等部一年生は見学と言う意味で昨年の学園祭に来た事がある人がいると思います。中等部から下の生徒のみなさんは、球技大会を除くと、初のお祭り行事だと思います。ただ言えるのは、この学園の学園祭はとっても楽しいということですね。誰もかれもが本気で出し物に取り組み、その結果毎年レベルの高い出し物が多くあります。書く言うボクも、去年は驚きましたからね。お化け屋敷とか、ほんとに怖かったので……」
今思い出しても、あれは怖かった……。
今年も似た様なのはあるかもしれないね。
「学園祭はきっといい思い出になると思いますが……同時に、学園祭が終われは再び勉強が待っています」
にこやかにそう言うと、大多数の生徒が嫌そうな顔をした。
「嫌な気持ちもわかりますが、学生の本分は勉強ですからね。あまり疎かにしないように気を付けてくださいね。何事も、バランスが大事なので。……それから、二学期は一番行事が多い期間でもあります。だからと言って、羽目を外しすぎて、何か問題は起こしたりしないでくださいね。こわ~い先生方に怒られてしまいますから」
事実、本当に怒られている人、いたしね。
学園長先生曰く、毎年何らかの問題を起こす人がいるとか。
非日常的なものである以上、そう言う人が出るのは仕方ないと言えば仕方ないけど。
「と、こんなところですね。それでは、ボクからは以上です」
そう言って、軽くお辞儀をすると、講堂内から拍手が起こった。
よ、よかったぁ……。
でも、ボク自身当り障りのない事しか言えてないし、なんかよくわからない内容になっちゃったし……うぅ、反省……。
「お疲れ様、依桜」
「お疲れ」
「おつ!」
「お疲れー」
「お疲れ様だよ、依桜ちゃん」
「ありがとぉ、みんな……」
始業式後。
教室に戻ったボクはぐでーっとしていた。
そんなボクに、未果たちはお疲れ様と声をかけて来た。
うぅ、やっぱりみんなのそう言う言葉は沁みるよ……。
「随分とまあお疲れね」
「だ、だって、実質的に初の生徒会長としての仕事だったのに、なんだか失敗しちゃった気がするんだもん……」
「そうか?」
「そうだよ……。だって、ボクが話したのって、全部行事のことでしょ……? なんというか、もっと真面目なことを言えばよかったかなぁって」
「いやいや、わたしは依桜君のあれはよかったと思うぜ。変に長すぎず、かと言って真面目過ぎないちょうどいい物だったと思うよ。それに、堂々とした雰囲気だったしね。むしろ、成功じゃないかな?」
「だなー。オレなんて、あんなこと言えねえよ。絶対吃っちまうって」
「うんうん。やっぱり、今までの経験が活きたんだよ! 自信もって! それに、今回が初なんだから、どんどん直して行けばいいんだよ!」
「……うん。そうだね。これから頑張って行けばいいもんね」
「そうそう」
失敗したと思ったのなら、次に繋げばいい、そういうことだもんね。
「ありがとう、元気出たよ」
「いいのよ。……あ、そうだ、依桜知ってる?」
「何が?」
「今年から色々と学園が変わったから、っていう理由で、今日から金曜日までの三日間の間で出し物を決めるらしいわ」
「あ、そうなんだ」
「らしいな。まあ、初等部と中等部が増えた影響と言うのもあるだろうし、今年は生徒会選挙が早めだったからな」
「じゃあ、早めに準備に入るために、っていう感じかな?」
「みたいだよー」
なるほど……。
となると、今日から出し物を決めていかないといけないわけだね。
「おらー、お前ら席着けー。そろそろ始めるぞー」
と、ここで戸隠先生がいつものように、気だるげな様子で入って来た。
「先生が来たわ。それじゃ、私たちは戻るわね」
「うん」
そう言って、みんなは自分の席に戻って行った。
「おし、お前らも知っての通り、今月末に学園祭がある。だが、今年は例年よりもやや違うことが発生しまくっているため、出し物は今週中に決めることになった。……というわけで、椎崎、進行よろしく」
「わかりました」
戸隠先生は、未果に進行役を頼むと、未果は立ち上がった教壇の前に。
「それじゃ、出し物決めてくわよ。期間が三日あるからと言って、あんまりだらだらやらずに、ちゃっちゃと進めるからね」
まあ、こう言うのってあんまりだらだらやると、ギリギリになっちゃうことがほとんどだもんね。
未果はこういう時進行が上手くてすごい。
ボクなんて苦手だもん。
「ちなみに、先に言っておくけど飲食店は無しね」
『『『ええ~~~~!?』』』
未果が今回、飲食店は無しと言うと、クラスから不満の声が上がった。
「なんでだい、未果ちゃん! 別にいいじゃないか!」
「何言ってんのよ。仮に飲食店にした場合、どうなると思ってんの」
「……少なくとも、依桜への負担が半端ないことになるな」
「え、ボク?」
なんで?
ボクが首を傾げて、きょとんとしていると、呆れた笑みを浮かべながら未果が説明してくれた。
「去年の学園祭を思い出してみなさいよ。ほぼ無名状態だったにも関わらず、あの大盛況っぷりよ? ただでさえ、依桜は今年から生徒会長で忙しくなるっていうのに、負担をかけられるわけないでしょうが」
「去年よりも効率的に動けるから、問題ないけど……」
「……学園祭を見て回る時間が減るけど、それでもいいの?」
「???」
どういう意味?
「「「「あ、なるほど」」」」
どうやら、晶、態徒、女委、エナちゃんの四人はすぐに理解したみたいだけど……。
「学園祭を見て回る時間が減る。これがどういう意味か。……つまり、メルちゃんたちと一緒に回る時間が減るってことよ!」
「――ッ!」
そ、そうだよ!
ボクが忙しくなるって言うことは、メルたちとの触れ合いが減り、学園祭を見て回る時間が無くなる! そして、メルたちのクラスへ行けなくなる! もしそうなって、メルたちに、
『嫌い!』
なんて言われた日には、ボク自殺しちゃうよ!
ダメ! それは絶対ダメ! 許されざる状況!
「うん、飲食店は却下っ! それでも強行するなら、ボクは生徒会長の権限で意地でも撥ねます!」
(((シスコンが深刻化してるなー……)))
あ、あれ? なんか今、クラスのみんなから生暖かい目が向けられたような……。
「ともかく、依桜はメルちゃんたちとの時間をかなり大事にするタイプのシスコンなので、飲食店は却下。そもそも、依桜に頼りきりになりそうだしね、あれは」
「あの、ボク別にシスコンじゃないんだけ――」
『『『ドシスコンです!』』』
「酷い!?」
ボク、別にシスコンじゃないのに……。
「……えー、まあ、依桜があんな調子だけど、ささっと決めるわよ。というわけで、飲食店以外の案を出して」
『はい!』
「吉田君」
『演劇!』
「演劇ね。はい次」
カッカと黒板に出された案を書き、次の案を促すと、一気に手が上がる。
「はい!」
「はい、女委」
「迷路!」
「迷路、と。……次は……じゃあ、安藤さん」
『コーヒーカップとか?』
「なるほど。……次。態徒」
「御庭もいるし、バンドとか?」
「あー、バンド。面白そうと言えば面白そうね」
そう言いながら、バンドと黒板に書いていく。
「次。……じゃあ、エナ」
「縁日とか?」
「縁日、と。じゃあ、次、晶」
「お化け屋敷」
「お化け屋敷。……他にはいない? いないなら、とりあえず、今出た案で考えるわよ」
未果がそう尋ねると、特に反応がなかったので、次に進む。
「じゃ、この案で決めるわ。とりあえず……この中で二つほど、問題がありそうな奴を上げるわ。演劇とバンドね」
「なんでだ?」
「エナなんていう大人気アイドルがいるクラスがやる、演劇とバンドよ? いやまあ、別に問題ないと言えば問題ないのかもしれないけど、今のご時世SNSで拡散するようなバカがいるかもしれないわ。それに、依桜だって実際かなり有名だし。それ目当てで来る人も出てくると思うわ。それが原因で、何らかの問題が起こらないとも限らないし」
『『『たしかに』』』
……なんで、ボクもエナちゃんと同列で扱われてるんだろう。
ボクが劇に出たり、バンドをやっただけでそんな問題が起こるのかなぁ……。
「仮にやるとしても、今年じゃなくて、来年の方がいいと思うわ」
「なんでだい?」
「理由は単純。エナのスケジュール的なあれよ。で、実際どうなの?」
「うーん……正直なところ、ちょっと厳しいかなぁ。夏休み中のドッキリ番組の影響で、マネージャーが言うにはファンがかなり増えたっていう話なの。それがきっかけで、今お仕事が結構入ってて……。練習期間を考えると、厳しいかな」
申し訳なさそうな顔をするエナちゃん。
あの番組でそんなに人気でたんだ。
……まあ、あの後女委から聞いたけど、どうやらボクの方も人気が出ちゃった上に、『百合アイドル』とか言われてるみたいだけどね。
「つまり、練習する時間があまり取れないから、できれば他のがいい、と」
「そうなる、かな? もちろん、どうしてもやりたいなら、仕事の合間とか、オフの日とかに練習するようにするけど……」
「そこまでは頼めないわよ。というか、それでエナが体を壊したら元も子もないしね。じゃあ、この二つは却下と言うことでいいわね? みんな」
『『『異議なし!』』』
「ありがとぉ」
さすが未果。そう言う細かいところにも頭が回るね。
しかも、それを思うだけじゃなくて、しっかり伝える辺りがいいよね。
なんだかんだで、社長とか向いてそう。
……ある意味、未果の方が生徒会長に相応しかったんじゃないのかな、これ。
「じゃあ、残るは迷路、コーヒーカップ、縁日、お化け屋敷の四つね。まあ、この辺りは割と無難なものだし、多数決でいいわね。じゃあみんな。今から十分上げるから、どれがいいか決めて。じゃあ、開始」
それから五分経過し、未果がその間に作った投票用紙を配り、投票。
それから未果と、もう一人の男子のクラス委員が集計。
その結果……
「というわけで、二年三組の今年の出し物は、お化け屋敷に決まりました」
『『『おおおおーーー!』』』
……お化け屋敷、ですか。
…………ま、まあ、楽しむ側じゃなくて、脅かす側、だもんね? 大丈夫……だ、大丈夫……。
「……さて、時間もまだあるし、もう一つ決めるわよ」
そう言うと、がやがやとしていたクラス内が静かになる。
「毎年恒例の、ミス・ミスターコンテストの参加者を決めるわよ」
『『『YEAHHHHHHHHHHHHHHHHH!』』』
「……」
……あ、あれかぁ……。
どうしよう。いつものパターンだと、出場させられかねないような……。
と、そんな感じに内心で冷や汗を流していると、
「ちなみに。依桜とエナは出場禁止ね」
『『『なんで!?』』』
「ほんと!?」
「ええ、ほんとよ」
やった! あの地獄のような行事に参加しなくて済む!
だってボク、出たくないもん、あれ!
水着審査とかあったもん!
もっと言えば、テロリストの襲撃もあったし、もうやだよ!
『異議あり! なんで、男女が出場禁止なんだ!?』
そんな遠藤君の異議? を皮切りに、他の人たちからブーイングに近い何かが発生。
なんで……?
「はいはい、シャラップシャラップ! これは学園側……教員や実行委員会が決めた、正式なものなのよ。と言うのも、去年の学園祭に参加していたらわかると思うけど、依桜が参加したら間違いなく優勝するでしょうが」
『それの何が問題あるんだ?』
「……去年、依桜はその類稀すぎる容姿で、まさかの満場一致で優勝する、なんていうおかしな状況を作り出したわ。となると、今年も似たような状況になるのは自明の理。それじゃあ、ミス・ミスターコンテストの存在が、ただの出来レースになるでしょ? それじゃあ、面白くないということで、禁止……というか、依桜は殿堂入りになったわ」
「なんで!?」
禁止ってそう言うこと!?
「未果ちゃん、なんでうちもダメなの?」
「……この学園のミス・ミスターコンテストにはね、水着審査があるのよ」
「うち、別に水着になるくらい気にしないよ?」
さ、さすがアイドル。そういう羞恥心とかはないのかな……?
「いや、そうじゃないのよ。さっきの演劇とバンドが却下した理由と同じで、何と言うか、変な暴動が起きかねないじゃない? しかも、かなりのファンがいるエナよ? この学園にもファンはいるし、なんだったら遠方から来る人だっている可能性がある。そうなってくると、間違いなく問題が発生するわ。そうなれば、学園祭どころじゃなくるわね」
「あ、なるほど! そういうことなんだね。うん、理解したよ!」
「それならよかったわ。……そんなわけで、依桜とエナは出場禁止。理解した?」
『『『へーい……』』』
「……そんな露骨にがっかりするんじゃないわよ」
がっかりした様子のみんなに、未果が呆れる。
やっぱり、エナちゃんが出ないからこんなに落ち込んでるのかな?
エナちゃん可愛いもんね。
「というわけで、ささっと決めるわよ。……まあ、男子は晶ね」
「俺かよ」
「当たり前じゃない。一番優勝する確率が高い晶よ? それに、去年も優勝してるし」
「……拒否権は?」
「ない」
「……未果。お前楽しんでるだろ」
「あ、バレた? まあいいじゃない。優勝すれば、去年みたいにお金が入るんだから」
「……わかった。どうせ強制なんだろう? 断るだけ労力の無駄になりそうだ」
「ありがと。……じゃあ、女子ね。……あー、こうして考えると、依桜とエナがいなくなるだけで、結構難しいわね。誰か出たい人いる?」
シーン。
……まあ、恥ずかしいもんね、あれ。
ボクだって二度と出たくないし。
「未果か女委のどっちかでいいんじゃね?」
すると、態徒がそう言いだした。
「はぁ? 私が出たところで優勝するわけないでしょ。女委は……まあ、色物だし……」
「その言葉は心外だぞ、未果ちゃん! わたしだって立派な美少女じゃぁないか!」
「立派な美少女は、BLやらGLやら、エロ同人なんて書かないし、何より自分で美少女とは言わないわ」
「それは偏見だよ! コ〇ケにだって、美少女同人作家がいたじゃないか!」
「たしかにいたけども。でもあれは……まあ、成人してたし? あんたみたいに、自分の容姿が整ってる、とか言ってたわけじゃないし。セーフよセーフ」
「ぐぬぬ……ならば、このわたしが出場して、優勝すれば美少女、という証明ができる! だから、わたしが出るZO!」
「あーはいはい。じゃあ、女委で決定ね。異論はある?」
わー、未果適当……。めんどくさいのかな。
『『『なし!』』』
「ハイ終了。……戸隠先生、とりあえず決まりました」
「おう、お疲れー。んじゃ、後はコンセプトやら内装を決めるが……ま、それは明日でいいだろ。どうせ、あと二日あるしな」
「わかりました。ということだから、明日また話し合いをするから、各自何か内装に関する案を考えて来て。以上。あとは時間まで自由にしてて」
そんなこんなで、出し物+α決めが終わった。
お化け屋敷かぁ……なんかちょっと、乗り気じゃないなぁ……。
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