キャラ紹介2(1-4章以降に登場したキャラ(名前がある人))

【地球サイド】

・宮崎美羽

 日本の売れっ子声優で、現在20歳(二年生時点では誕生日を迎えれば21歳)。

 本業は声優だが、たまにドラマにも出演するほどの人物で、アニメ好き、ドラマ好き双方の人たちから人気を集めている。

 観察眼が優れており、依桜が使用していた『擬態』を見抜いたり、依桜が相当強いという部分も何気に見抜いたりするなど、割と謎が多い(?)人物。父親がプロの格闘家であるので、そこから来ているのかもしれない。

 冬〇ミで依桜と再会し、その際に未果と女委も一緒にLINNを交換し、友達になった。

 依桜に対し、恋愛感情を抱いており、自身がファンである『謎穴やおい』こと女委に、自身と依桜をモデルにした百合マンガを書いてくれると言われた時は大喜びしている。

 依桜からすると、憧れのお姉さん的存在になっている。理由は単純に、大人の女性という感じがするから。

 依桜の能力などについて知っている数少ない人物。身内以外で初めて知った人物でもある。

 一時的とはいえ、依桜が声優の仕事をすることになった原因の人でもある。

 ちなみに、宮崎美羽というのは、芸名で、本名は別にある。本名は、色々と問題が起こるので、できれば芸名で呼んでほしいと依桜には頼んでいる。本名を知る人は少ない。


・佐々木

 体育祭にて、ブライズに憑依されたクソ野郎。態徒をボロボロにしたことで、依桜の怒りを買い、フルボッコにされた。この件が原因で、異世界に一週間放り出された。

 帰還してからは、人が変わったように大人しくなり、何かにおびえながら生活しているとか。自業自得である。


・戸隠胡桃

 依桜のクラスの担任の教師。ちょっと荒い口調が目立つが、サバサバとした性格をしており、生徒からの人気も厚い。本人はきつめの美人と言った風貌だが、ものすごく生徒想いのいい人。

 昔、レディースの総長をやっていたそうだが、今もある程度の関係はあるそう。別に、不良的なあれこれをしていたわけではなく、義賊が近い。

 名前に若干のコンプレックスを持っている。名前と外見が似合わないから、というもの。

 担当科目は、社会科。


・保科希美

 叡董学園の養護教諭。保健室に基本いる。黒髪黒目のおっとり系美人。

 年齢不詳。外見年齢は20代前半であるが、年齢はわかっていない。

 語尾に『~』が付く、間延びした話し方が特徴。

 養護教諭ではあるが、実は叡子の研究所にかかわりがあり、異世界のことについても知っている人物。


・豊藤千代

 叡董学園三年生(二年生編時点)で、報道部部長の生徒。

 明るい性格に、はきはきした喋りが特徴のいたって普通の生徒。そこそこ可愛いらしく、それなりに人気があるとか。

 お悩み相談をしたいと学園長に掛け合い、その際のゲストとして依桜を指名した結果、人気のコーナーになり、月に二回程行われる名物企画になった。

 毎回ゲストを呼んで、寄せられたお悩みを面白おかしく、時に真面目に解決するのが好評となっている。ただし、依桜がゲストとして出る場合は、大抵、依桜の好みとか、依桜の下着の色とか、依桜のスリーサイズを聞かれるので、この時ばかりは学園全男子が固唾を飲んで耳を澄ませている。

 『謎穴やおい』が書く同人誌の愛読者でもある。


・アイ

 ミオが作成した『異世界転移装置二式』にプログラムされた、ユーザーサポートAI。研究員たちが遊びまくった結果、感情のあるAIとして生まれた。

 優秀ではあるのだが、かなりウザい言動をしているため、周囲からはウザいと思われている。依桜はウザいと思っているのではなく、大変なAIだと思っている。

 シリアスクラッシャーであり、依桜がいいことを言った時に、こっそり録画していたり、寝ている依桜の写真をこっそり撮っていたりするなど、問題が目立つ。

 しかし、アイ自身は、依桜の事が気に入っており、何としてもサポートすると思っている。

 異世界の言語を解読しており、話すことが可能。

 何気に、依桜のスマホに住みつくようになっている。本来こんなプログラムはないとか……。


【異世界サイド】

・ティリメル=ロア=ユルケル

 依桜が倒した魔王の次に生まれた、新たな魔王。

 一人称は『儂』で、語尾に、『のじゃ』が大抵つく。爺言葉ともいう。のじゃろり魔王と言われる場合もある。

 魔王にしては珍しく、女性体で、尚且つ争いを好まない性格をしている。魔族の国の英雄としても伝えられていた依桜に興味があり、初めて会った際に『イオ殿』という名前とは別の呼び方をしてほしいと言われた直後『ねーさま』と呼ぶようになる。

 最初は依桜自身何とも言えない反応をしていたが、次第にまんざらでもない反応をしだす。

 依桜と色々と話しているうちに、依桜が気に入り、本当の姉のように慕うようになった。

 依桜が女王として即位するきっかけ……というより、なってほしいと頼み込んで、女王にした人物でもある。

 依桜が帰還する時に、一緒に転移したため、依桜の世界に行ってしまった。

 その世界では、メルは依桜の妹という立場になり相当喜んでいた。

 夜は、依桜に抱き着くようにして眠り、中でも依桜の胸に顔をうずめて寝るのが一番好き。

 依桜大好きの甘えん坊。のちに、妹が五人できる。


・ジルミス

 魔族の国『クナルラル』の前国王。

 ものすごくいい人で、依桜もかなり頼りにしている。

 気配りが完璧。

 依桜やメルのことを大事に思っており、二人に絶対の忠誠を誓っている。

 依桜からは、働きすぎて倒れないかと心配されているほどに、仕事熱心。

 裏表は多少あっても、誰かのためにと動くタイプの人物なので、魔族からの人気も厚く、実際ジルミスのことが好きな人物は割と多いし、なんだったら、人間の方にもいたりする。外見は色黒イケメン。


・バリガン

 異世界旅行に行った際に依桜が会った、クソ貴族。

 違法奴隷を大量に有し、最低な行いを働いていた者で、戦時中に村を襲わせたりなどもしていた、クソ外道。

 食料やお金を搾取していた村に、タイミング悪く依桜が来たことで、全て暴かれ、依桜が国王に『絶対に殺さないでください。死ぬよりもきつい罰をお願いします』と言われ、現在は死ねない状態で鉱山で毎日働かされている。

 裏で、盗賊や奴隷商人たちとのつながりがあったことから、盗賊や奴隷商人たちはそこから一網打尽にされた。


・ニア

 依桜が異世界で助けた五人の幼女の内の一人。

 こげ茶色のショートボブが特徴の女の子。

 一人称は私で、ですます口調。

 依桜に助けられたことで、依桜について行きたいと言い出した。年齢は10歳。

 五人による攻撃で、依桜を堕とし、そのまま異世界に向かった。

 そちらの世界では、三女になる。

 しっかり者で、真面目な性格をしている。

 依桜のことは、『イオお姉ちゃん』と呼ぶ。

 依桜大好き。


・リル

 依桜が異世界で助けた五人の幼女の内の一人。

 長い前髪と、太腿まで届いた黒髪が特徴の女の子。

 一人称はわたしで、途切れ途切れな話し方が特徴。

 依桜に助けられたことで、依桜について行きたいと言い出した。年齢は9歳。

 五人による攻撃で、依桜を堕とし、そのまま異世界に向かった。

 そちらの世界では、六女になる。

 内気で恥ずかしがりやな性格をしている。

 依桜のことは、『イオおねえちゃん』と呼ぶ。

 依桜大好き。


・ミリア

 依桜が異世界で助けた五人の幼女の内の一人。

 明るい茶髪のツインテールが特徴の女の子。

 一人称はぼくで、元気っ娘。

 依桜に助けられたことで、依桜について行きたいと言い出した。年齢は9歳。

 五人による攻撃で、依桜を堕とし、そのまま異世界に向かった。

 そちらの世界では、五女になる。

 元気いっぱいで、動くことが大好きな性格をしている。

 依桜のことは、『イオねぇ』と呼ぶ。

 依桜大好き。


・クーナ

 依桜が異世界で助けた五人の幼女の内の一人。

 背中の中ほどまである金髪が特徴の女の子。

 一人称は私で、ですます調はあるが、~のです、のようになる。

 依桜に助けられたことで、依桜について行きたいと言い出した。年齢は10歳。

 五人による攻撃で、依桜を堕とし、そのまま異世界に向かった。

 そちらの世界では、四女になる。

 落ち着いた性格で、優しい性格をしている。

 依桜のことは、『イオお姉さま』と呼ぶ。

 依桜大好き。


・スイ

 依桜が異世界で助けた五人の幼女の内の一人。

 肩口ほどの水色の髪が特徴の女の子。

 一人称はわたしで、最初『……』が入り、単語だけで会話をする場合がある。

 依桜に助けられたことで、依桜について行きたいと言い出した。年齢は9歳。

 五人による攻撃で、依桜を堕とし、そのまま異世界に向かった。

 そちらの世界では、七女になる。

 おとなしいように見えて、好奇心旺盛な性格をしている。

 依桜のことは、『イオおねーちゃん』と呼ぶ。

 依桜大好き。


【並行世界サイド】

・女男依桜

 依桜が迷い込んだ並行世界にいる、もう一人の依桜。

 こちらでは、依桜は最初は女で、性転換をして男になった経緯を持つ。

 本作の主人公の方の依桜よりも男らしい性格をしていて、女が似合わないと言われていた。

 女依桜同様、家事全般が得意。

 容姿自体は、依桜が男だった時の姿で、所謂男の娘。

 女依桜が男だった時に、女装させられたが、こちらでもその洗礼は受けている。

 女依桜に対し、女なのはもう受け入れて、前向きに生きた方が楽しいし、気楽だと、諭し、依桜が以前以上に前を向くきっかけを与えた。

 ちなみに、並行世界装置は、依桜が破壊した。


・董乃叡子(並行世界)

 依桜が迷い込んだ世界にいる、もう一人の叡子。

 女依桜の世界にいるあいつ同様、こっちでもやらかしており、依桜が並行世界に行く原因となった諸悪の根源。

 こっちでは、しょっちゅう男依桜に制裁を受けている。

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