第175話 マイホーム(という名のお店)の準備
翌日。
世間は、年末年始ということで、休みの人も多い。ボクたちだって、冬休みに入っているので、基本は休み。
二日目にログインするのは、正午と言うことになった。
朝起きて、朝食を作って、掃除洗濯を済ませてから、お昼の準備。
ちょっと早いけど、11時にお昼となった。
その後、十二時前にログイン。
「えーっと、待ち合わせ場所は、昨日と同じ噴水、と」
あらかじめ、LINNで話して、待ち合わせ場所を決めておいた。
幸いにも、噴水に近い位置に出現したので、噴水の前へ移動。
十五分ほど時間があったから、昨日の夜、学園長先生にレベルがちょっと上がってる、って言われてたので、それの確認と、FPとSPを振っちゃおうかなって。
「えーっと、レベルレベル……うわぁ」
ステータスを表示させると、レベルのところには……レベル9と書かれていた。
昨日のあれで、どうやら6も上がってしまったみたいです。
それから、称号が原因で、FPが280。FPが1400になっていた。
……これ、やっぱり称号が強すぎない?
だって、普通なら、手に入るFPとSPは、ボクが今持ってる数字の半分だもんね……。
実際、効率が二倍なんだよね、これ……。
……とりあえず、怪しまれないよう、140だけ振っておこう、FP。
考えながら、FPを振る。
とりあえず、STRとAGI、DEX、INTの四項目を上げた。
STRだけは、二倍ポイントが必要だったので、60使って、30上げました。
あとは、他の項目を、20ずつ使って、40ずつ上がりました。
なので、《STR:150(+75)》《AGI:190(+280)》《DEX:130(+30)》《INT:140》となりました。
……なんか、AGIが一番おかしなことになってる気がするけど……ちょっと、現実との齟齬が激しく、つい上げてしまった……。
あ、DEXに補正値が付いているのは、一つだけ装備品をつけるのを忘れてたからです。
【創造者ノグローブ】……黒のオープンフィンガーグローブ。あらゆる場所で、物を創り出す能力を持った者が使用していたグローブ。すべてのすべての職業が装備可能な防具。装備部位:腕。DEX+30。《武器スキル:創造補正》武器生成や、アイテム生成などの生成系スキルの消費MPを減らし、効果を上昇させる
という、まあ、その……ボクが三年目の後半くらいに使ってたものです。
持ってきて、装備するのを忘れてました。
うーん、こうしてみると、やっぱり全身黒い……。
「まあ、暗殺者の装備だし、仕方ないんだけどね」
黒も嫌いじゃないし、別にいいけど。
「おーっす、ユキ」
「やっほー、ユーキ君!」
「うわわ! だ、だから、いつも抱き着かないで、って言ってるのに……」
「にゃははー。ユキ君を見ると、つい抱きしめたくなっちゃうんだよねー」
「……身長差があるんだから、なるべくやめてね?」
10センチも差があるんだし……。
しかも、頭をつかんで抱きしめてくるものだから、胸元に顔をうずめる形になっちゃって、ちょっと苦しい……。
……あれ? そう言えば、一応ボク、もともと男だったけど、なんであんまりドキドキしないんだろう? ……慣れ?
「それにしても、今日は二人の方が早いんだね?」
「現実じゃないからな! ゲームの中なら、全然早く来れるぜ!」
なんて、調子のいいことを言うレン。
「……できれば、現実でも早く来てほしいよ」
別に、遅れてるわけじゃないからいいけど、たまにギリギリで来るんだもん。
「ん、早いな、三人とも」
「あら、レンの方が早いなんて、珍しい。明日は槍が降るかしらね?」
「酷くね?」
ミサの反応の方が普通だと思うよ、ボク。
「それで? 集まったことだし、まずは何をするんだ?」
「あ、えっと、家を見に行きたいかなって、思ってるんだけど……いいかな?」
ショウの質問に対し、ボクがそう答える。
「ああ、もう正午か。そうだな。ユキは家を買う予定だったか。なら、いい感じの家を探すとしようか」
「賛成。それで? 希望はあるのかしら?」
「あ、うん。不定期で、料理屋さんと洋服屋さんをやろうと思ってるから……それなりの立地かな?」
「なるほどー。あ、それなら、いい場所をさっき見かけたよー」
「ほんと?」
「うん。行ってみるかい?」
「そうだね。よかったらそこにしようかな」
ヤオイがいい場所を知っていると言うことで、まずはそこに向かってみることにした。
「ここだよー」
「へぇ、なかなかいいじゃない」
「そうだな。木造の二階建てか」
「昔から親しまれてる食堂、みたいな感じだな!」
「うん。結構いいかも……」
ヤオイが案内してくれた家は、木造二階建ての、ちょっとオシャレな感じの家だった。
周囲は庭になっていて、芝生が広がっていた。
ちょっと整えれば、ガーデニングとかもできそう。
「それじゃ、入ってみよー」
「なるほど、中も結構いいじゃない」
中に入ると、一階はかなり広々としていて、カウンター席のような場所もあった。
二階は吹き抜けになっているようで、上から一階の様子を見下ろすことができるようになっている。
日当たりもよく、天井にはガラス張りになっている箇所があって、陽の光が差し込んでいて明るい。
それにしても、木造は暖かみがあっていいよね。
「それで、どうかな、ユキ君」
「うん。気に入ったかも。ここなら、大きく目立つような場所じゃないし、庭付きなのもいいよね。それに、料理屋さんもちゃんとできそう」
「じゃあ、ここにするの?」
「うん。それじゃあ、購入しないと。えっと、どうやって買うんだろう?」
ヤオイに案内された家を買うことに決めた。
でも、購入方法がわからない。
すると、ボクの疑問にショウが答えてくれた。
「どうやら、建物内でメニューを表示させれば、建物の項目があるみたいだぞ」
「あ、そうなの? えっと……あ、ほんとだ」
ショウの説明の通り、メニューを表示させると、メニューに二つ項目が増えていた。
家のアイコンと二本の旗が交差したアイコンの二つがある。
多分、家がマイホームの方かな?
そう思って、家のアイコンをタッチすると、この家の情報が表示された。
「金額は……120万テリルだね。20万オーバーしちゃうけど、これくらいならいいかな?」
±50万くらいの誤差だったら許容だったしね。
というわけで、購入の文字をタッチ。
【購入が完了しました! ただいまより、所有者が、ユキになります】
という文字が目の前に出現した。
「……あ、どうやらこの家、ボーナスが入るみたいだよ?」
「ボーナス? どんな感じの?」
「えっと……所有者の全ステータス+5%、だって」
「小さな積み重ねが後々効いてくる、って感じね」
「ユキの場合、ほとんどいらない気がするけどな」
「あ、あはは……」
まあ、すでに異常ステータスと異常スキル、異常称号を持ってるからね……これ以上挙げてどうするの、って話だよ。
と、何気なく視線をこの家の情報に視線を向ける。
【無名 ハウスレベル1 所有者:ユキ 所有ボーナス:全ステータス+5% 使用用途:未設定】
と表示されていた。
ハウスレベル?
もしかして、家にもレベルがあるの? なんで? いるの? それ。
……まさかとは思うけど、レベルが上がれば、この、所有ボーナスっていうのが上がる、とか? ……あ、ありそう~……。学園長だし、普通にやってそう……あ、でもこのゲームって、AIがほとんど創ってるんだっけ?
う、うーん、だとしたら、向こうの世界には、こう言うのが本当にあるとか?
それにしても、この使用用途って何だろう?
なんとなく気になって、その文字をタッチすると、
【使用用途を選択できます 家・料理屋・洋服屋・薬屋・雑貨屋】
なるほど、これで選べるんだ。
【ユキ様は、現在、【料理】と【裁縫】のスキルをお持ちなので、両方同時選択も可能です】
あ、両方ともできるの?
それなら、どっちもやろうかな?
こう言うのも、あった方がいいと思うし、料理屋さんも、色々なプレイヤーの人たちのためにもなるしね。
【料理屋・洋服屋でよろしいですか? Y/N】
迷わずYをタッチ。
【使用用途、設定完了です これにより、一階は料理屋。二階は洋服屋として機能します】
なるほど。そう言う風に分かれるんだ。
まあ、そっちの方がいいよね。さすがに、一階で両方ともやる、なんてできないもん。
「登録はできた? ユキ」
「うん、バッチリだよ。ちゃんと、料理屋さんにもなったし、洋服屋さんにもなったよ」
「そっか! じゃあ、経営の準備もしないとね!」
「あ、別に準備はボクでやるし、みんなはレベル上げに行ってもいいよ?」
「え、でも、不公平じゃない? ユキだけ、レベルに差が付いちゃうけど……」
あ、そっか。みんなには言ってなかったから、知らないんだっけ。
「えっと、昨日のキングフォレストボアーで、レベルが9になってて……」
「高!?」
「でも、レベル12だったもんね、あのイノシシ。なら、ユキ君のレベルがかなり上がってても不思議じゃないよね」
「そうだな。でも、大丈夫なのか? 一人で」
「うん。問題ないよ。だから、気にしないでレベル上げに行ってきて。戻ってきたら、ボクが料理を振舞うよ」
どうせなら、一番最初のお客さんはみんながいい。
お客さん、と言ってもお金は取らないけどね。
「お、マジか! それはありがたいぜ!」
「そうね。この世界のユキの料理がどうなるか見てみたいし、ちょっと楽しみ」
「それじゃあ、そうと決まれば、早速レベリングに行こ―!」
「「おー」」
と、ショウ以外の三人が家を出ていった。
「まったく、現金なやつらだ」
「あはは……。えと、ショウ行かなくていいの?」
「いや、行くぞ。それじゃ、頑張ってな」
「うん、ありがとう。ショウも頑張ってね」
「ああ。行ってくるよ」
「いってらっしゃい」
最後にショウを見送ってから、ボクも家を出た。
まずはお買い物だよね!
今回、料理屋さんと、洋服屋さんを開くにあたり、必要なものは結構多い。
まず、料理器具は必要だね。包丁は……【武器生成(小)】でどうにかなるかな? 一応、武器だし……。
「でも、それはそれとして必要かも」
もしできなかったら困るもんね。
それ以外だと、鍋、フライパンは必ず必要。さっき、コンロの数を見たら、六個ほどあったから、とりあえず、三つずつでいいよね。
あとは、布類。
一応、師匠の家に行ったときに色々と持ってきているから、そっちはそこまで困らないはず。
趣味で、たまに作ってたしね、洋服。
それ以外にも、ちょっとしたものも作ってたからね。
「あ、この服だとちょっとまずいよね……」
今のボクは暗殺者姿。
この服で料理をするわけにはいかない。
なら、自分で作ろう。
ゲームの中なら、そこまで時間もかかりそうもないしね。さっき、洋服の作り方も見たし。
材料があれば、あとはシステムで作ってくれるみたいだしね。
……ちょっと、物足りないけど。
料理だけは、システム補助はあっても、自分で作れるみたいだけど。
材料は……色々なお店を回って買い込んでおこう。
一応、アイテムボックスに入れておけば、大丈夫みたいだから。
ただ、出しっぱなしにしていると、鮮度と耐久がなくなって、腐っちゃうらしい。
気を付けないとね。
そんなことを思いながら、色々と買い込み、
「えーっと……うん。これ大丈夫。布もいいのが買えたし、帰って作っちゃおう」
必要材料を買い、帰宅した。
というわけで、【裁縫】のスキルをフルに活かし、普段着用の装備を一時間ほどかけて作成した。
その結果、
【良妻ノワンピース】……とても優しく、家事万能なお嫁さんが身に着ける水色のシンプルなワンピース。装備部位:体・腕・足。《洋服スキル:家事万能》【料理】【裁縫】の両スキルに効果を追加する。作成した料理に、バフをかける効果を追加する(バフ内容はランダム)。作成した洋服類に、スキルが付きやすくなる(+30%)
【良妻ノエプロン】……とても優しく、家事万能なお嫁さんが身に着ける白のエプロン。装備部位:アクセサリー。《アクセサリースキル:家事向上》【料理】【裁縫】の両スキルに効果を追加する。作成した料理の完成度を底上げする(50%)。作成した洋服類に、ステータス補正を追加する(ランダム)
こんなものが出来上がりました。
まあ、その……うん。我ながら、おかしなものを作ってしまった気分です……。
というか、良妻って何? ボク、結婚してないよ!? なんでお嫁さんが身に着けるもの、って書いてあるの!?
ボク、結婚する気もなければ、そもそもお嫁さんでもないから!
「……はぁ。まあでも、結構可愛い洋服になったし、これはこれであり、だけど……」
とりあえず、この装備でお店をやろう。
「そうと決まれば、名前も決めないと」
さっき、無名になってたし。
名前……名前かぁ……。
……あ、もういっそのこと、白銀の女神から取って、
早速、家に名前を付ける。
【白銀亭 ハウスレベル1 所有者:ユキ 所有ボーナス:全ステータス+5% 使用用途:料理屋・洋服屋】
うんうん。これでOKだね。
幸い、お店をするのに必要なものはそろってるしね。
テーブル席もあるし、何だったらカウンター席も。
それなりに余裕もあるから、問題なし。
「……あ、しまった。メニュー表を作るのに必要な紙とか革、買ってなかった」
そのことに気づいたボクは、作成したばかりの装備を身につけると、街に買いに出かけた。
《CFO公式掲示板 匿名プレイヤーたちのお話広場》
【スレッド名 二日目 新機能実装】
1:おーし、今日も掲示板立てたぜ
2:暇かよw
3:暇だよ(迫真)
4:お、おう、そうか
5:ボッチで草
6:う、うるせー! お、お前たちだって似たようなもんだろ!?
7:やめろ。友達がいないという現実が辛いだけだ……
8:……すまん
9:おやおや、開始早々沈んでるでござるな
10:なんじゃ。ゲームなぞ、なんだかんだでソロの方がええじゃろ。自由気ままにできるしの
11:同感
12:てか、初手からスレッド名と関係ないことになってて草
13:あ、そういや
14:じゃあ話そーぜ
15:で、ついさっき実装された《ギルドシステム》と《マイホーム》。どっちかすでに手に入れたやつおる?
16:いやいや、始まって二日目で手に入れてるとか、圧倒的廃人だろ
17:そもそも、無理じゃね? だって、最低でも20万だぜ? 草原にいるフォレストボアーのドロップアイテムを売っても、一個100テリル
18:できないことはないでござるが……レベル的にも厳しいでござる
19:だよなぁ……
20:でも、実際買える金があったとして、お前ら作ったりすんの?
21:そりゃもちろん。マイホームは買うだろ
22:あ、そう言えば、小さめの一部屋なら、最低5万テリルで買えるンゴ
23:マジか。それくらいなら頑張って貯められるな……
24:ほっほ。たしかに、女神様の写真が貼れれば、どこでもええからのぉ
25:それな
26:あ、そういやついさっき、女神様見かけた
27:お、もう女神様情報が
28:なんか、家がどうこう言ってた
29:家? もしや、買うのか?
30:さあ? ただ、家を探すとかなんとか言ってたことは聞こえた
31:へぇ。まあでも、お金がたまった時のための下見じゃね?
32:だーよなー
33:つーか、一億テリルの豪邸とか、買わせる気ねーよなー、あれ
34:たしかに
などなど。ここからしばらく、様々な雑談をしていた、スレッド民たちだが、例によって、また騒がしくなる。
70:おい! みろ、この写真!
突然、新たなスレッド民がやってきて、唐突にスクリーンショットを投稿してきた。
そこには、暗殺者衣装に身を包んだユキが、買い物をしている光景だった。
71:これ、なに買ってるんだ?
72:見かけた人曰、食材、布、料理器具だったらしい
73:へー、らく家庭的
74:家庭的でござるなぁ
75:いや、気にするところはそこじゃないじゃろ
76:たしかに。そもそも、今の時点で調理器具を買うって、おかしくね?
77:言われてみれば……料理って、家とかが必要じゃなかったか?
78:あー、あの序盤で既にあるのか不明、と言われた【料理】?
79:そう。てことは、女神様、ワンチャン家あるんじゃね?
80:ハハッ! まさか
81:いくら謎が多いと言っても、さすがに家を用意するは無理だろー。だって、昨日はキングフォレストボアーの後見かけなかったし、正午前だっていなかったんだぜ?
82:それもそうだな!
そして再び、適当な雑談をしていると、またしても新たな情報が
120:見よ! この素晴らしく可愛い、女神様!
と、突然別のプレイヤーが新たなスクリーンショットを投稿。
そこに映し出されていたのは、水色のワンピースに、白のエプロンを身に着けたユキだった。
121:え、何この理想のお嫁さんみたいな人
122:これ、女神様だよな?
123:可愛い! 可愛いんだが……こんな装備、あったか?
124:い、いや、無かったはず……少なくとも、NPCのショップにはなかったンゴ
125:……そういや、さっき街を歩き回っている時に、とある二階建ての家から、女神様が出入りしてるのを見たな……
126:マジ?
127:それ、家じゃね?
128:……じゃあつまり、家を買った、ってことか?
129:さ、さすがにない、んじゃね?
130:じゃあ、聞きたいんだが、この家、見覚えあるか?
そう尋ねながら、とある写真が投稿された。
それは、ユキが購入した家だった。ただ、一点だけ違う部分があるとすれば、看板がないことだろう。
ユキが名前を付けた時点で、すでに家には【白銀亭】と書かれた看板がつけられていた。
しかし、このスクリーンショットには、それがない。
131:ああ、なかなかに日当たりもよくて、庭付きだった一戸建てか?
132:そういや、お金がたまったら買う、と言っておったプレイヤーは多かったのぉ
133:じゃあ次な、このスクショを見ろ
再び、同じ建物のスクリーンショットが投稿された。
しかし、さっきとは違い、【白銀亭】と書かれた看板がある。
134:え、これ……マジ? マジで、女神様買ったん?
135:多分。なんとなく、情報を見てみたら、売却済みになってた
136:なぬ!? じゃあつまり……ガチで家を購入していただと!?
137:か、金持ちなんでござるなぁ……
138:ちなみに、情報を見たら【料理屋・洋服屋】となってた
139:……ほほぅ? それはつまり、女神様の料理が食える、と?
140:おそらく
141:これは行くっきゃねぇ!
142:開店がしたら、絶対行くでござる!
143:お客第一号は譲らんぞい!
144:うるせぇ! ジジイは引っ込んでろ!
とまあ、やはり争いが勃発した。
ちなみに、お客第一号はユキ的に、すでにあの四人と決まっているので、その夢は叶わないのだが……スレッド民(変態達)には、知る由もなかった。
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