第2話 森での救済

異世界に来たはいいが武器がねぇと戦えない。つーことで剣と防具がほしいな


「リン、一応剣と防具は渡しとくね」


鉄の剣: 攻撃力+5

くさりかたびら:  防御力+6

これを身に付けて、誰か助けにいきますか…。


異世界に来てすぐ俺たちは森に来ている。なぜなら異世界+森= 困っている人がいるという考えにだれでも行きつくはずだからな!! どうよ俺の考えは!!


「バカ考えだね~」 


 「Why??」


なぜだ困っている人がいれば、助けられて俺も早く元の世界に帰れる

うん、一石二鳥じゃねぇか。


「あのね。それを世間一般にバカって言うの、それに…ここは異世界だよ?森には魔物とか…いるよ…?」


バカバカうるせえな~……ん?魔物?そ、そんなん大丈夫だろ…てか、は?


「どしたの?死んだ眼をして、さては私が可愛いと思ってるの?え~照れるな~」


モモはかわいくない。死んだ眼をしていたら自分が可愛いと思われているという考え捨てたほうがいいよ。ていうかなんで俺の思っていることが分かるわけ?


「かわいくないはひどくないか~って今はいいか。まぁそれはね私が持っているスキルの影響だね。   ち・な・み・に持っているスキルと内容は」


名前 百花(モモ) 種族【堕天使】   Lv21

[スキル]

心読 Lv2 身体強化Lv5 無詠唱 Lv7

下級魔法

ブレイズウォール:炎の壁を作り遠距離攻撃から仲間を守る 

ウォーターボール:水の球を前方に発射 

アクアウォール:水流の壁を作り遠距離攻撃から仲間を守る 

アイスボム:氷の爆弾を前方に発射 

アイスウォール:水の壁を作り遠距離攻撃から仲間を守る 

アースボム:爆発する土弾を前方に発射 

アースウォール:土の壁を作り遠距離攻撃から仲間を守る

装備} 頭 壊れかけの冠 腕 眠りの籠手

    体 壊れかけの鎧 足 機械仕掛けの飛行靴

    右手 細剣    左手 丸盾


[アクセサリー]

古の指輪:いつか来るときのために力を蓄える指輪

勇者の道標:常時、何があっても勇者の半径10メートル以内にいる

[称号]

「堕天使」 天界から地へ落とされた者のみに与えられる

「勇者の付き人」 勇者と共に行動する者に与えられる



「てな感じ。どうよ、すごいでしょ。すごいと言いなさい―――」


「―――――」


「すごいっていいなさいよ…」


ハイハイスゴイデスネーソンケイシマスwwww


「いちいちスキルを使わせるな!!ま、まぁすごいって言ってくれたから許すけど」


(ふぅ、よかった~ばれてなくて~)


「な~にがばれてないの?普通にばれてるから。で・も、リンがまったくモモのことをすごいと思ってないことがよくわかったよ。ねぇ殴っていいかな?」


「うむ、まずはその殺気を抑えろ。てか、話が脱線しすぎなんだよ。元に戻すぞ。俺らのやることは、①:人を探す②:困ってたら助けるこの2つだけだ。簡単だろ?

「はぁ~そんな簡単に見つかるわけないでしょ」

「それはどうかな――――」


「誰か~~~~~~助けて~~~~~」


「な?だから言っただろ。ほら、行くぞ」


「なんて都合のいいのよ」


俺たちは声のする方へ走ってた。





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