人魔救済~堕天使と共に異世界に下り立った俺は救済の力で世界を救う~

アウル

第1話 異世界救済


俺の名前は枩島麟太郎まつしまりんたろう、高校生だ。家に帰る途中だった。何も考えずに歩いていたら居眠り運転のトラックが迫っていた。そこからの記憶が一つまみもない。頭から血を流して死んだのか。生きているかも……。



次に目が覚めた時、俺はベッドの上……ではなく地べたのうえにいる感触だった。意識はあるがうごけない…すると上から声が聞こえてきた。

「お目覚めかな?」


いままでに聞いたことのないかわいらしい声がきこえてきた。


「きみは?というかここはどこなんだ?」


横たわっているため話してる子の姿がみえない…


「ここは異世界に繋がる天精回廊 私の名前は百花《ももか》だよ。モモって呼んで欲しいな~。それで、きみのなまえは?ってそのまえに…よいしょっと…これでうごける?」


んん…起こせなかった体が徐々にうごかせた。目の前にいるモモ…は見た目はかわいいとしか表現できず、背中には使がついていた


「あ、あぁ…俺のなまえは枩島麟太郎だ。親しい人はリンと呼んでる。そんなことはどうだっていい、俺はなぜここにいるんだ?」


「いやぁ~まぁ君が思ってる通り、トラックにひかれて死んだんだよ!!」

まぁそうだよな。普通に考えて死ぬか……やり残したこともたくさんあるのにな。というか人が死んだのに何でそんなに陽気なんだよ。

   

「まぁ死んだんならしかたないか。あの世界ではやりたいことがまだたくさんあったんだけどな…」


「まぁ元の世界に戻る方法一つだけあるけど~~~」


「なんだと?俺はもう死んでるんだぞ?どうやって戻るんだ??教えてくれ」


「教えてくれじゃないでしょ?」 


「あ、あぁ…元の世界に戻る方法を教えてください」


「う~ん、、、OK!!」


「戻り方は異世界で私と旅して困っている人を助けること!!」


え、それだけ??

「じゃあ異世界にLet's Go」

「待てーい」

「え、何?」

「え、何? じゃないのよ…どうやっていくの?」


「私の転移魔法でちょちょいのちょいっと


はぁ…とりあえずモモについて行けば元の世界に帰れるかな

「困ってる人を救済すれば元の世界に戻れるん、だな?、、…なら元の世界に戻るまで付き合うよ」


こうして俺はモモと異世界に行くことになった。








   

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