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言い終えると悪魔は急に真顔になって、
「でも、あのババアはまっっっっっっったく、一ミリも面白くねえ。だから最期ぐらい俺に面白いと思われながら死なせてやろうと思ってさ……ほら、俺って優しいイイ人だから」
ああ、こうやって何人彼に取り憑かれ、何人死んでいったのだろう。もしかしたら、この商店街はもうすでにこの悪魔のオモチャ箱なのかもしれない。
そして、僕も、その中のオモチャの一つだ。
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