執筆環境とかのお話
目指す文章とか、作品作りにおける「内側」の話はしてきましたが、そういえば「外側」のお話はしてないなーと思ったので。今日はそのお話をつらつらと書いてみようかと。
もしよかったら、他の方の執筆環境も教えて下さると嬉しいです。(特に、使ってるソフトとかエディタとか気になります!)
通常私が執筆する際の手順は以下のとおり。この順で説明していきますね。
① ネタ出し、プロット作り
② 執筆・推敲
③ 投稿サイトにアップ
① ネタ出し、プロット作り
これに関しては完全にアナログ派です。メモ帳に思いついたアイディアを書いていきます。書きたい情景の切れ端だったり、言わせたい台詞だったり、キャラクターの行動だったり。
ここでは綺麗に、順番通りに書こうとは思わない方がいいのかなーというのが私の実感です。綺麗に整えながら書こうとすると大体詰まるので。とにかく表現したいこと、思いついたことを出すだけ出して、後から要らない要素を削る(バツ印する)とか、書いていく順番を決める(番号を振ったり矢印で繋いだり)っていう方が結果的にスムーズにプロットが出来る気がします。
ちなみにこの手順をメモ帳に手書きでしてるのも、上記のやり方だから、ですね。番号を振ったり自由に矢印で繋いだり……っていう作業、デジタルだとどうしてもやりにくかったんですよ。アウトラインプロセッサとかも試したんですが。デジタルでやろうとすると、自由に書くんだ! っていくら思っていても、どうしても綺麗に整えようと意識が働いてしまうんです……。で、結果、詰まると。
ちなみに、今書いているような日記や詩については、文章が短いので頭の中だけで済ませてしまい、特に外に書き出すことはしていません。直接次の②の手順からスタートしています。
② 執筆・推敲
こちらは①とは打って変わって完全にデジタルです。更に作業する場所によって、二つの場合に分かれます。
・自宅で作業する場合
自前のノートパソコンで、テキストエディタを使用して執筆しています。使ってるテキストエディタは「Mery」(https://www.haijin-boys.com/)。シンプルなデザインとソフトの軽さがお気に入り。また、背景色や文字色の変更が自由なことから、目に痛くない配色にすることで長時間の執筆にも対応しやすいです。(私は、背景色を薄いベージュ、文字色は灰色、という組み合わせにしています)
・外で作業する場合
自宅だとどうしてもネットサーフィンしてサボりがちなので、あえて外に出て「書かざるを得ない状況」にしたりもします。その時に使用しているのが、キングジム製のデジタルメモ「ポメラ」という機械。(https://www.kingjim.co.jp/pomera/)ノートパソコンよりも小型で、電子辞書よりは少し大きい、「テキスト入力専用マシン」です。私が使ってるのはDM200という機種。
この機械、ノートパソコンと違ってネット機能が付いていないんですよ。なので、ネットサーフィンしていつの間にか時間が過ぎてた! なーんてことになりにくい。その一方、類語辞典や国語辞書が内蔵されていたり、ノートパソコン並みの大きさのキーボードや大きな画面で文字入力がとてもしやすかったりと、執筆活動をサポートしてくれる工夫が一杯詰まっています。
私は本当にいくらでもサボってしまうので、強制的にネット環境を遮断できるポメラが本当にありがたいです……。買ってよかった。
・作業用BGMとか
①の作業の時は頭から色々なイメージを捻り出す必要があるので、無音でないと駄目なんですが。(何かしら音楽があると、イメージが阻害されてしまうんですよね)②の執筆・推敲時には、集中力を高められるよう、そして下手にサボらないよう、作業用BGMを聞いていることも多いです。
といっても、歌詞のある歌は歌いたくなるので駄目(笑)。メロディがはっきりしているものも、その音程を追いかけたくなるので駄目(ピアノ曲とか完全にアウト)。
ということで、最近は雨音や川のせせらぎといった自然音をBGMにしていることが多いです。ポモドーロテクニック(25分集中5分休憩、をセットにして作業する)の動画にはいつも大変お世話になっております。youtubeに動画があるので、興味のある方は良かったら探してみて下さいませ。
③ 投稿サイトにアップ
……に関しては、特に言うことはないですかね。書いていた文章をテキストエディタ等から投稿画面に張り付け、再度誤字脱字等を最終チェックしたら公開、です。
以上、私の執筆環境でした。もし、少しでも参考になるところがあれば、嬉しい限りです。
そういえば、最近はスマホで執筆する方も多いみたいですね。私はスマホでは絶対執筆できなくて……。文章が長くなりがちなので、一覧性が低いスマホの画面だときついんですよね。そこそこの大きさの画面で、ある程度まとめて文を読みながらでないと書けない。詩の執筆ですら駄目でしたもん。
なので、スマホで執筆できる方本当に尊敬します……。手軽だし、思いついたときすぐに書き留めておけるの凄く便利だとは思うんですけども。
うん、でも、ともすればすぐソシャゲやりだしそうなので、やっぱりスマホでの
執筆は無理だろうな私!(笑)
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