アンテナが立った
書きたいって言ってるだけだと、いつまで経ってもやらないから、外堀を埋めるためにカクヨムを始めました――と、どこかの記事で書いたのですが。やはりそれは当たっていたようで。最近、少しずつ、小説を書くことが出来ています。
ただ、今さっき書き終えた部分まで数えてみたら、文字数は2,000文字、原稿用紙なら6枚、っていう少ない量でしかなかったんですけどね。これだけ書くのに何日かかってるんだか……と、ちょっとしょんぼりしちゃいました。
でも、久しぶりなんだし、楽しくやらなきゃ意味が無い! と、マイペースに楽しく、少しずつ続けていこうと思います。とりあえず、今書いてる小説を書き上げるのを目標として。
で、久々に小説を書き始めたここ数週間。自分自身の気持ちの在り方に明確に変化があって。それを書き留めておきたくて、今日の記事を書いています。
それが、タイトルにもした「アンテナ」。アンテナが立ち始めたな、って思ったのです。
アンテナって何さ、って感じですが。普段の生活で見るもの、感じるもの、色々なものに対して、何か言葉を当てはめようと、どうにかして文章で描こうと、頭が働き続けているような感覚というか。もしくは常に、文章の基になるものを探し続けているような感覚というか……曖昧な表現で申し訳ないのですが、そういう感覚が復活してきたな、って感じたのです。
この「アンテナ」自体は、種類は違えど、今までも立ってはいたんです。今までずっと歌うことに注力していたので、そっちのアンテナがよく立っていました。例えば、何か曲を聞いたとき、どんな風にコーラスがハモっているのか聞き取ろうとしてみたり。あるいは、バックで鳴るギターやドラムにどうボーカルが乗っているのか、その関係を聞いてみたり、とか。その音楽がどうなっているのか、深く聞こうとする。それが(私にとっての)歌に対するアンテナです。
ただ、文章に関するアンテナは、ここ数年全く立ってなかったんですよね。綺麗な風景を見ても、それだけというか。その風景をどうにかして文章で表そうとする――みたいな衝動はなかなか起こらなかった。
でも、カクヨムに登録してからの数週間で、一気にその感覚が復活してきたんです。
多分、自分自身の感度を上げているんですよね。自分自身の興味のある分野に対して、少しでもプラスになるものを掴みたくて、意識的に、貪欲に世界を見つめている、とでもいいましょうか。
まあ、今はまだ、アンテナが立っている「だけ」です。言ってて自分で悲しいですが……。何かを描き出したくて世界を意識的に見てはいるけども、上手くそれが作品・言葉に繋がってはいません。だからこそ、ちょっとずつしか文章が書けてないし、書いては消し、書いては戻りを繰り返して、全然先に進めない。
解消するには多分、本をもっと読んで、文章の書き方や語彙を沢山自分自身に取り込む必要があると思うんですが……先が長いなあ、と、遠い目をしております。
まあ、一番重要なアンテナは立ってくれたので、後は、少しずつでも他の文章に触れて。で、少しずつ小説を書いていこうかなと。最初にも言いましたが、楽しくやらなきゃ意味が無いですしね。マイペースに楽しく。
以前のように書いていて苦しくなるのは、もうまっぴらですし。
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