応援コメント

3 門柱のベルを押すと、芝生の庭の向こうのドアが開いて…」への応援コメント


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    今のところ登場している「男」が一人残らず無神経だな、と思って読んでいたのですが、そうじゃないのかもしれない、とこの回を読んでぞくっとしました。

    「東京」が頭につく前から、これが虫なのは「虫」と名付けられてしまったからで、ほんとうに「虫」なのはどっちなのかなとか、さきさんは何ひとつ自分で選ばない(拒絶はあるけれど)のだなとか、いろいろ不安になります。続きが怖いような、逃げ出したくなるような…でも絶対に読みたいです。お待ちしています。


    追記:
    ご返信ありがとうございます。
    あまりポジティブな感想がかけなくて申し訳ないです。ただどうしてもこれだけ言いたくて。

    ご自身でおっしゃる通り、確かに気持ちの良い作品ではないと思います。ただその不快感は、作品の不快感ではなく(もちろん猫村さんへの不快感でもなく)、実在している不快感に焦点を合わせた作品、という感じですよね。それも、それを意識的にしっかり、不快なものとして描いてくださってる。良いもの、面白いものとして描かれていたら違った感想に(というか作品そのものがまったく別物に)なっていたと思いますが、何て言ったらいいんでしょう、「こんな不快なものを」という感じではなく、むしろ、「そうなんです」「やっぱりそうですよね」といいたいきもちというか、「それが不快であることを共有」されている感じというか…。
    なので、楽しみなのは必ずしも次回作に限らないです。とても怖いし、逃げ出したくなるけれど、たぶん逃げ出したいのは作品からではなく、作品が描かれた背景にある世界の側の方からなので。

    作者からの返信

    ごめんなさい。今作はもうはっきりと自覚を持って不快なものを書いています…。最後はさらに不快な、ここまで読んでくださった方が投げ出すようなものにしたいと思いつつ執筆中です。最終話がどんなにひどくても、猫村の人格までは否定せずに次回作を楽しみにしていただければ幸甚です。


  • 編集済

    完結してから★三つにしようと思っていたのですが、毎回毎回ゾクゾク感が増幅しておりまして……。
    今後の展開や結末に関わらず、これはすでに立派な怪奇幻想文学です。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    自分でも何をやってるのかよくわかっていなかったので、他ならぬバニラダヌキ様に「怪奇幻想文学」と銘打っていただけると心強いです。最終回がご期待に沿えるかどうか分かりませんが、よろしければお付き合いください。