きんちゃん様 「ニーチェについて」ありがとうございます。
もうこれは私にとって保存版です。無知の者にも理解出来るように教えて下さりありがとうございます。けど深い。圧倒されました。
「神は死んだ!」という言葉の意味をずっと誤解していました。ニーチェ自身の生い立ち、「存在」つまり奇跡の神性を信じていたベース、ニーチェの欺瞞に対する強い怒りからの言葉だったのですね。
キリスト以前の哲学者はキリストの誕生によって影響を受け、キリスト教はニーチェによってまた……。ナチスに利用された事も初めて知りました。
きんちゃんさんが、「これがニーチェだ!」という本に出会い、宗教の嘘、教理の不満を言語化してくれたのが良かったですね。いや、まずきんちゃんさんが嘘を見抜く力があったのがすごいと思いますが……。理性的に考える事の大切さを感じます。
マイナスを哲学によってゼロにし、今人生の意味や価値を問いかけプラスに転じている……素晴らしいことです。尊敬します。
ニーチェは晩年、発狂し若くして亡くなった。けれどここまで多くの人に影響を与え、名前を残した哲学者、ほんの少しですが、きんちゃんさんが好きな理由を今回知ることが出来てよかったと思います。
「嘘をついても神様は見ている!」そうした言葉をプラスにとって生活が潤い、生きやすければこんなに苦しまないのに、マイナスで雁字搦めにされた。まだ囚われていますが、心が少しずつ自由にされていくためにもっと学びたいと思います。
このエッセイを何度も読み返したいと思います。
取り急ぎ書いて下さった事のお礼を申し上げます。ありがとうございます。m(__)m
作者からの返信
ハナスさん、読んでくださってありがとうございます!
この本の著者の永井均という人は現存の哲学者なのですが、独特な哲学を展開していることで知られています。ニーチェに関する解釈も一般的なものとはかなり異なっているそうです。
ぜひ他の方面からも調べて欲しいと思います。
ハナスさんとのやりとりもありましたが、自分自身が哲学を見直したい時期でもありました。とりあえず読んでくれる方が1人はいる……というのは励みになりました。
また今後もよろしくお願いします!
編集済
なるほど。
つまり、ニーチェは『あまえるな』って言ってるような気がしました。
人それぞれ、自分の運命に従うしかない。それは、未来を創るのは、人それぞれであって他人の力ではないからだ。と言っているような気がしました。たしかに、人に恨みを持っても、返ってくるのは自分です。
思ったんですけど、これって、仏教とも似てますね。仏教も、他人を変えるんじゃない、自分を変えるんだ。ですもんね。
ということは、仏教=リベラルではないですよね。仏教は昔からあるもので。つまり、仏教ってのは、いつの時代でも、迷った人々を″0″に戻すための、いわば引き戻し役。つまり、やっぱりなんだかんだ、″普遍的″を求めろってことですよね。″普遍″っていつの時代でもリベラルの役割を果たしてますもんね。ファッション、音楽が典型です。