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2020年11月30日 10:56
お仕事お疲れ様です。その中で運動、筋トレを続けておられる精神力強いなと思います。体が慣れて求めるまでの自己鍛錬すごいですね。やる気ホルモン大事ですね。一番いい中毒かもしれませんね。
作者からの返信
ありがとうございます。たまに「筋トレずっと継続しているなんてすごいね」みたいに言われるのですが、自分にとっては単なる快楽なので、誉められるのが不思議な感じです。という訳で『ミノタウロスの皿』をもう一度観てみました。なんと言っても主人公が最後、宇宙船の中でステーキを頬張るシーンが、「残虐」な場面を散々見ながらも染み付いた食習慣を変えられない…という悲劇を示していますよね。ただ彼らの星は両側ともそれを受け入れている。他の(地球人の)価値観でそれに口を挟むのがいかに無意味かを示した作品でもあると思いました。「ただ死ぬだけなんて…なんのために生まれてきたか、わからないじゃないの」というミノアの言葉が深く聞こえるのは、地球の人類の多くは生きる意味を彼女たちほど明確に持っていないからだと思います。その空虚さに不安を抱えている。宗教もそこから生じてくるのだと思います。向こうの星の人類とウスとは言葉を交わし、知能もそれほど変わらないように見える。それでもその構造を受け入れているのは、むしろとても進んだ星なのかもしれません。結局、地球人とウスとがたまたま見た目が一緒で、それゆえに主人公がミノアに感情移入してしまったのが悲劇の原因なのかな…という風にも思いました。この作品も多面的に色々考えられる作品でした。また他の作品の感想などお聞かせ下さい。長々と失礼しました。
お仕事お疲れ様です。
その中で運動、筋トレを続けておられる精神力強いなと思います。
体が慣れて求めるまでの自己鍛錬すごいですね。
やる気ホルモン大事ですね。一番いい中毒かもしれませんね。
作者からの返信
ありがとうございます。
たまに「筋トレずっと継続しているなんてすごいね」みたいに言われるのですが、自分にとっては単なる快楽なので、誉められるのが不思議な感じです。
という訳で『ミノタウロスの皿』をもう一度観てみました。
なんと言っても主人公が最後、宇宙船の中でステーキを頬張るシーンが、「残虐」な場面を散々見ながらも染み付いた食習慣を変えられない…という悲劇を示していますよね。
ただ彼らの星は両側ともそれを受け入れている。他の(地球人の)価値観でそれに口を挟むのがいかに無意味かを示した作品でもあると思いました。
「ただ死ぬだけなんて…なんのために生まれてきたか、わからないじゃないの」
というミノアの言葉が深く聞こえるのは、地球の人類の多くは生きる意味を彼女たちほど明確に持っていないからだと思います。その空虚さに不安を抱えている。宗教もそこから生じてくるのだと思います。
向こうの星の人類とウスとは言葉を交わし、知能もそれほど変わらないように見える。それでもその構造を受け入れているのは、むしろとても進んだ星なのかもしれません。
結局、地球人とウスとがたまたま見た目が一緒で、それゆえに主人公がミノアに感情移入してしまったのが悲劇の原因なのかな…という風にも思いました。
この作品も多面的に色々考えられる作品でした。また他の作品の感想などお聞かせ下さい。
長々と失礼しました。