大事な物には・・・

スマホカバー、そろそろ取り替え時かな?カバーを見ていると、だいぶ汚れてきたし、はげてきているところも出てきた。私は今現在は手帳型のカバーを使っている。ディズニーのラプンツェルのバージョンで、薄紫色でかなり気に入っている。




スマホは毎日使うし、結構二つ折りにして動画やドラマなども見るので傷みが早い。ラプンツェルのロゴが禿げてきて、指に刺さるのでセロハンテープで上から押さえている。今は保険に入っていないので、手帳型が安心だ。以前、プラスチックのはめ込むだけの形のカバーをしていたことがあったのだけど、息子に貸していたらアスファルトの上に落とされてカバーの角が欠けたことがあった。カバーがなかったら画面ごと割れていたかもしれない。それで、今は蓋付きの手帳型にしている。




スマホカバーで何となく気付いたことがある。日本のお国柄なのか、世界的なのかは分からないが、大事なものにはカバーを着けるのではないだろうか?私が子供の頃は家にアップライトピアノがあった。そのピアノにはビロードと言う(ベルベットかな?)生地の赤紫色のカバーがしてあった。親戚の家もそうだったし、友達の家でもそうだった。白いレースのカバーでピアノ全体を覆っている家もあった。車のシートカバー、今はあまり見ないが、白いレースのカバーが付いていた。タクシーでは今でもかかっているかもしれない。黒電話にも本体と受話器に同じ色柄物のカバーがかけられていた。ドアノブカバーなんて物もあった。テレビ。学校のブラウン管テレビは高いところに置いてあって、観音開きの扉のケースに入れられていた。見るときだけ扉を開けて横に収納されるようになっていた。今は薄型テレビでおそらくカバー類は無いだろう。




こうやって考えてみると、その時にかなり高級品で大事にしたいものにはカバーがかけられていたが、それらのものは今は量産できるようになり、高級感覚が無くなったので、カバーをかけなくなったのではないだろうか?そうだとすると、スマホはまだみんなが大切にしたいと思う物の位置付けなのだろう。



そんな事を考えながら、次も手帳型にするかケース型にするか迷っている。さて、どうしようかな。




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