『小さなお話し』 その190
やましん(テンパー)
『攻撃』
また、時間だ
攻撃が始まる。
虚無の空間から、それは、現れる。
それは、言葉ではない、
強力な、心理的エネルギーだ、
ぼくの、意識を攻撃する。
強烈な圧力がかかる。
発信源はさまざまだ。
悪意があることもあるが、だいたいは、
ぼくがわるいのだ
対人仕事なのに、対人恐怖心に勝てない。
パソコンの指示もよくわからない。
でも、そうではない
襲いかかる、集団の意思。
きみは、職場のがん、
あんたは、職場の、排泄物だ
その、意識が混ざりあい、精神力となって、やましんに、襲いかかる。
言葉ではない、意思のエネルギーの塊だ
ぼくを、地球から、廃絶させる遺志だ
ぼくは、喘ぐ
喘いで、しのぐ。
あの、意思のカタマりは、4年経っても、日に日に力を増すのだ。
あらゆる、悪魔の言葉さえ、超越する。
ぼくは、喘いで、お布団に転がり回る。
ぼくの味方は、くまさんや、パンダさんだ。
両脇を固めてくれている。
バンダさんは、ちょっと、泣き虫だけど、大きい。
この苦しさは、毎晩だ。
くまさんや、パンダさんに転がり回り、
潰してしまいそうだ。
いつか、どこかで、断絶しなくてはいけない。
きっと、女王さまの、使者がくるのだ。
小さな、洒落た、オープンカーだよ。
シベリウス先生の六番とともに、宇宙に旅立つ。
あと、すこしだ
たぶ、ん
がんばれ
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『小さなお話し』 その190 やましん(テンパー) @yamashin-2
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