あああああ、展開的にもしんどくて見どころがあるのは間違いないんですけど、私駄目です文章に当てられて惚れ惚れしてしまいました。
『何とかできるのは自分しかいないのに間に合わない、間に合わない、間に合わない何もかも!』
もちろん全て美しいんですけど(戦闘シーンも文章が雑にならず、綺麗に描けるの羨ましいです)、ここです。この焦燥……リフレインを使う人はよく見るんですけど、この三度目繰り返した後の「何もかも!」にぞくっと来ちゃいました。いや巧いです。あー、すごいなあ……
自分語りが入って申し訳ないんですが、私戦闘シーンの描写が本当に苦手で、でもこの戦闘シーンを読んでいると「私も書きたい!」ってうずうずしちゃいました。戦闘シーンって動きが多すぎて、必要な文章が多いじゃないですか。でも戦闘そのものってスピーディーに進んでいるはずで、いつもそのギャップに苦しんでいたんですけど、この、文章を短くする以外でスピード感を感じさせる工夫が使いこなせれば楽しいだろうなと思いまして……本当に勉強させていただきました。
文章のことで長々話してしまってすみません。展開としてはとっても大変なことになっている! 志乃ちゃんが! 晴成さんが!
でも、これが契機になったりするんじゃないかな、という期待もあったりして……心が忙しいです。この、利毒に蝕まれていても、腕を切ってしまったことで一瞬我に返る? 志乃なら、大丈夫じゃないかなって思うんですよね。
とりあえず、皆命は失わなくて良かった。それにしても利毒さんには苦しんでもらわないと……
訪れが久しぶりになってしまってすみません。章終わりに感想を書けなかったので、もう少し読んでからまとめてと思ったんですが、気づけば熱量そのままに文章を打ち込んでいました。なんだか要領を得ない文になってしまってごめんなさい!
作者からの返信
Ifさんお久しぶりです! また訪問していただいて嬉しいです(*´∀`*)
ここは自分でも文章を書くのが楽しくて、でも難しい所もあって苦戦もした思い入れのある部分なので、すごい熱量で語っていただいた上に、Ifさんご自身にも書きたいと思っていただけて恐悦至極……書き手冥利に尽きます😇
お察しの通り、良くも悪くもこの辺りから志乃の変化、そして芳親の変化が大きくなっていくので、また見守っていただければ幸いです……!
描写が美しく圧倒的で、拝読しながら見惚れております……。
語彙力のない感想になってしまうのが申し訳ないのですが、人の心を分かろうとしていた志乃さんの、抗えない力を前にして息を呑んでおりました……。
同時に志乃さんは何も考えていない子ではなく、考えないようにしていた子なのかな、と感じました。
それだけに友を傷つけてしまった志乃さんの今後が心配でもあります……。
作者からの返信
描写を褒めていただき嬉しいです! 戦闘が絡む場面や心情描写は毎回毎回悩みながら書いているので、ぐっと迫れるものを感じられるよう書けていたなら幸いです。
考えていないのではなく、考えないようにしていたと言っていただけたところに、私自身も汲み取れていなかったものがあったかもしれないと、ハッとしてしまいました。新しい気付きをいただきありがとうございます!