第31話

そして3日後には

あつきとのLINEは再開していた

未練がましくLINEを送り続け

内容も中二病かなと思う痛い内容…


来年は一緒にお花見に行きたい

あつきとLINEできるだけで幸せなどなど…

気持ち悪い


そしてももかという

あつきと同じラウンジで働く女とも

毎日LINEをしていた


長電話も沢山していて

1日2時間ほど電話していることも多かった


会いたい

声が聞きたい…


そんなLINEもよく送っていた



35歳の3人の子持ちの男が…

何いってるんだろうか

本当にこれが夫で私は幸せなのだろうか…



それでも私のLINEには返信してくれてはいた

夜はあいかわらず2日に1回は飲みに出て

夜中に帰ってきていた

一応行くという連絡はくれていた


コロナが流行り

レンも1ヶ月ほど店を閉めた

そんななかでも

かわらず飲みには出ていた

家に小さい子もいる家族がいる人の

行動とは思えない


私はレンが仕事をしていない1ヶ月かわらず

何も協力してくれないので

1人で育児、家事、仕事をこなす


そして他府県のキャバクラの女 なつき からも

営業LINEが毎日くるようになり

楽しそうに毎日LINEしては電話をしているレン


もう女なら誰でもいいんだろうな




さらに女は増え

違うラウンジの女 かおり とも

LINEを始める


あつき ももか なつき かおり

毎日飽きずに朝おはようから始まり

おやすみまでLINEし続け

私がいない時間に長電話をするレン


私は知らないふりをしていたが

酔っ払ったレンは

いつも私が全く聞きたくない

他の女の話をしてくる


私は何も感じないふりをして

聞き流す

そんな日々が2ヶ月ほど続いた



夜に外にのみに行くレンに

何度か行かないで欲しいと告げたが

私の言葉は届かない

私も子供も家にいるのに

こんなに外にコロナの中行かなくては行けないのか

私には全く理解できない


せめて女とLINEをして

長電話するのをやめてほしい

とも伝えたが

全く伝わらない


そして酔っ払って女の名前をだして話をする

そんな繰り返し…

私にはいつも


❝好きになれるんかなー………❞

と言ってきていた


それでも私は

レンが家にいる時間が増えたことで

子供たちが喜んでいたから

ちょっとずつ家族の形を

取り戻したいと思っていた


女とLINEをして電話をして飲みに行く…

そこを無視すれば

一緒に夜ご飯を食べて

子供たちと一緒にいて

前よりも状況はいいように感じられた

たまに家で一緒にのんだり

映画を見る時間もあった


そしてやっとコロナが少し落ち着いて

妹が子供たちをみてくれて

2人でのみに行く時間がとれたのは

6月のはじめ……

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