第21話

3月12日 木曜日

夜中にしゅうが高熱をだす

病院に行くのか悩むほどだったが

2人をおいてはいけない

レンに絶対気づくほどの電話をした

LINEもした

全部無視

朝の8時頃レンが帰ってきた


ナナ)何回も電話したんやけど…

しゅうが高熱で何か買ってきてほしくて…


レン)じゃあ(LINE)いれとけよ


ナナ)いれたんやけど…


レン)しらんわ


ももな)お父さんなんでももなに(LINEボイスの)返事くれんの?!


レン)しらん


どうしても仕事が休めなかった

レンが今から寝るならみてあげてほしかったけど

そんなことしてくれるわけもなく

言えるわけもなく

私はしゅうを無理矢理保育所に連れていき

結局高熱で早退した


私はレンの財布から大量に

2月3月の隣の市のご飯屋さんの領収書を発見した

1人分ではない額で

そして一緒に1月分からのラウンジの領収書も…



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る