第3話

時はたち

私は学校をしっかり卒業し

就職をした

朝から終電まで毎日忙しくて

あまりプライベートの記憶がない

レンは居酒屋で働いていた気がする

料理の道に進みたいと

レンにしたらしっかり考えて頑張っていた

レンがやりたいことが分からないことに

悩んでいたこともあり

私はレンが自分で考えて

仕事をできるようになったことがとても嬉しかった

でも3年ほどの間に3つくらいは

仕事先が変わったと思う


レンはレンで頑張っている頃、

ずっと一緒に住んでいたが

私は妹が田舎を出たら一緒に住む約束をしていたのと

レンにも一人暮らしを

体験してもらいたかったのもあり

離れて住むことになった

意外にレンもちゃんと生活していたようだった


彼氏の家に遊びにいくって行為が

私は新鮮で少し楽しかった

自転車で行ける距離もよかった


でも自由を手にしたレンは

バイトの子や仕事仲間と家で飲むことが多かった

女の子もたくさんいた

今思えばそのときの高校生のバイトが

私が知る中では1番初めの浮気相手だ

その頃、レンは店長で24歳

高校生に手をだすなんて………

信じられなかった


私もあまりレンに優しく出来てなかった

忙しくて自分のことでいっぱいいっぱいだった


頑張り過ぎた結果………

私は精神病にかかってしまう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る