第2話 「旅と食とギャグ」のマガジンにしたら…
※この話はフィクションです
ウェブマガジンの創刊にむけて、今日も泣いています。誇張でもなんでもなく、朝起きた時が一番怖いです。理由は分からないのですが、心が無防備になっているのでしょうか。
「あっ……やらなきゃ!!……マジか……」
とじわっと涙が出てきます。地道な作業が辛い。他にやることがあるので、時間も限られてますしね。
夕方になるとわりと調子がでてきます。
「事務所もけっこうお得でいいところ借りられそうなの――」
とさりげなく知りあいや友達に自慢することもあります。別途有料ですが、立派なコピー機が使えることも、あたたかいものが飲めることも自慢したくてしょうがありません。
そうじゃないと、自分でポットやカップ買わなきゃいけないし。嬉しいね。フフ。私は熱いものが怖いので、ポットのお湯をかえるのが凄く嫌なんです。
いけないでしょうか。でも、それくらいの楽しみがないとやってられません。
それに、けっこう喜んでもらっているような気がします。昨日も、久しぶりの人に頼みごとがあったのでこの話をしたら、凄く喜んでもらえました。こんな時世ですから、お互いに明るいニュースは貴重です。
「食と旅」がテーマのウェブマガジンのつもりで、でも最近、これに「ギャグ」を足したらどうか、と本気で考えています。
食と旅の世界が今、このような事情で不活性化しています。そして差別化をはかるために、そこにギャグを。ネタは私が考えます。自給自足です。
しかし、この計画が軌道にのるかどうかは別として、
「旅と食とギャグ ウェブマガジン〇〇」
というキャッチフレーズのマガジンに、おしゃれなパティシエさんだとかが協力して下さるものでしょうか。
自分でも分かっています。早く他の作業しろって感じだよね。苦しいけどできあがったら嬉しいだろうなあ。(続く)
「ラテンダンス物語」
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