第8話

それじゃあ手に入れますか。


「反転 スキル【絶対命令】、【言霊】が自分のスキルにあるように反転」


(ピロン 天海 翔はスキル【絶対命令】【言霊】を獲得また完全反転によりスキル【絶対命令】【言霊】を合成。スキル(絶対言霊)を獲得しました)


(これで王様が奴隷の腕輪を発動した時に逆に命令したらどうなるんだろう?)


[A.おそらく恐れるでしょうね]


(なぜ?)


[A.だってほら見てください]


「われが命ずる我に対してスキルまたは、力を行使することを禁ずる!」


[A.ほらあんな自信満々に言っていますよ]


(なるほどあんな自信満々言っているってことは相当腕輪が強力なんだろうな)


[A.はい、そうです]


(それじゃあイチョやりますか)


「王様〜本当にスキルや力を行使できないんですか〜?」


「当たり前だ、何なら試してみるか」


「ありがとうございま〜す」


「おぬし先から聞いておれば何だその口の聞きかたは!お前に命令する跪け!」


「王様〜何かしましたか〜?」


「お前いい加減にしろよ!」


(やってやっったぜ!)


[A.性格悪いですねー]


(別にいいじゃん面白いし)


[A.どうなっても知りませんによ]


「王様本当の命令を教えてあげますよ」


「【絶対言霊】跪け。」


「な!」


王様いや王は自分の意志に関係なく強制的に跪かされた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る