第75話 セットク・ピストンズ
現実世界にアリシアを残していくのは少し不安だったので、アリシアもリザさんと一緒にヤリ部屋へと入室。
そうして僕とアリシアは2人がかりで、リザさんのセットクを開始した。
「てめえらふざけん――にゃあああああああ!?」
獣人は元々身体感覚が鋭い。
そのせいかリザさんは荒々しい雰囲気に反してとても敏感で、すぐに気持ち良くしてあげることができた。
とはいえ相手はレベル200の〈獰猛戦士〉。
近接特化の高レベル〈ギフト〉を完全にセットクするのはそれなりに時間がかかると思われたのだけど……。
「……っ(ビクッビクビクンッ)」
ステイシーさんのときと違い今度はしっかり僕の意識もあったため、「カチ込みとかそういうのは絶対ダメ」と命令しながらセットクした結果、速攻で〈主従契約〉が発動。下腹部に淫らな紋様が刻まれる。
ヤリ部屋の中になぜか設置されているシャワーを浴びたあと衣服を整え、僕とアリシアはリザさんを抱え速攻で現実世界へと帰還した。
(ちなみに。セットク直後はリザさんがぐったりして動かなかったため、形状変化した男根でリザさんを抱えてシャワーを浴びてもらった)
「い、一体なにがどうなってんだ……!?」
現実世界に戻ると、なにもない場所から現れた僕とリザさんを見た女帝旅団の面々が愕然と声を漏らす。
彼らは僕がリザさんをセットクしている間、戦闘不能状態でその場に取り残されていたのだ。
そしてそんな彼らに向けて、リザさんが口を開いた。
「てめえら……よく聞け。今日から女帝旅団は、このガキどもの支配下だ」
「「「え!?」」」
驚愕に目を見開く旅団構成員たちから顔を逸らしながら、顔を真っ赤にしたリザさんが唸るように漏らす。
「てめえらもぶちのめされてわかっただろ。こいつらのほうが完全に上手だ。真正面から完膚なきまでに負けた以上、こいつらには絶対服従。この2人の情報を少しでもよそに流すようなことがありゃあ、あたしが直々にぶっ殺すからな。覚えとけ。……チッ、これで満足かよ変態鬼畜男がっ。うぐっ❤❤」
リザさんは周囲へ指示を下したあと、悔しげに目を潤ませて僕を睨みながら身体を震わせ、その場に崩れ落ちた。
そんなリザさんの反応に僕が罪悪感で「あ、あうあう」と狼狽えていると、
「な、なにが起きてんだ……!?」
「ステイシー様以外には絶対になびかない、豹なのに狂犬と呼ばれたリザさんが服従!?」
「なんなんだこいつら……!? ステイシー姐さんが骨抜きになったことといい、喧嘩が強いだけじゃねえのか!?」
「おいお前ら! こいつらには絶対逆らっちゃいけねえ! 下位構成員にも徹底させるぞ!」
僕以上に狼狽え混乱した様子で女帝旅団の最高戦力たちが一斉にひれ伏した。
どうやらリザさんがこんな有様になったのがよほど衝撃的だったようで、さっきまで僕らの配下になるのを渋っていたような人もいまは完全に屈服している。
こういう風にかしずかれるのは凄く苦手だからやめてほしいんだけど……まあこの様子なら僕やアリシアの情報が外部に漏れることはないだろう。一人一人がこちらとの実力差を痛感した上に、ステイシーさんとリザさんの命令もあるなら完璧だ。
とはいえこうやってひれ伏されるのはどうにも居心地が悪い。
加えてリザさんと無理矢理「仲良く」してしまった気まずさも手伝い、僕はおずおずと口を開く。
「え、ええと。それじゃあ今後はもうこういうことはないようにお願いしますね。僕たちも皆さんが悪さをしない限りは変な命令とかもしたくないですし、そこは安心してください。それじゃあ、僕らのことは絶対に他言無用で!」
疲弊したリザさんたちが他の旅団に襲われないよう、ヤリ部屋から取り出した高級ポーションを配布。僕とアリシアは野次馬に目撃されるのを避けるため、女帝旅団の面々からはわからない位置で〈現地妻〉を発動。すぐにその場をあとにするのだった。
「……えへへ。エリオがかっこよかったし、愛人も増えるし。今日は良い日だったね」
「そ、そうだね?」
そんなカオスな展開の中でアリシアだけが嬉しそうだったけど……ま、まあアリシアが喜んでくれるなら、人として一線を越えた甲斐もあった、のかな?
なんだか盛大に倫理観がぶっ壊れてきているような気がしつつ……僕はリザさんと仲良ししたことで絶対に爆発寸前だろうアリシアとの「仲良し」に備えるのだった。
エリオ・スカーレット 14歳 ヒューマン 〈淫魔〉レベル260(前回から5up)
所持スキル
絶倫Lv10
主従契約(Lvなし)
男根形状変化Lv10
男根形質変化Lv10
男根分離Lv8
異性特効(Lvなし)
男根再生Lv8
適正男根自動変化(Lvなし)
現地妻(Lvなし)
ヤリ部屋生成(Lv1)
精神支配完全無効(Lvなし)
自動変身(Lvなし) ←New!!
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2021.10.14 過激描写を削りました
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