第28話

「あァ~ら、坊やァ~…✨👄✨💕💕

 どこから入って来たのかしらァ~…❓❓」



「えェ……😲💦💦」ヤバい……。

 住人に見つかってしまった。



「ううゥ……😲💦💦💦」

 思わず振り返ると、金髪の美少女が僕に向かって微笑ほほえんでいた。


 ドキッとするほどの妖艶な美少女だ。


 この世のモノではないくらい美しい少女が妖しく微笑を浮かべていた。


 僕よりも四、五歳年上のお姉さんみたいだ。


 おそらく中学生か、高校生だろう。



 かなり背も高くヤケに大人びて見えた。



 風呂上がりなのか、長く流麗な金髪がシットリと濡れていた。



 ラフなTシャツ姿だ。胸にはエロチックな女性のヌード姿が描かれていた。


 どこかで見たキャラクターだ。

 だが、今はではない。


 それ以上に、圧倒的な胸の膨らみに目を見張った。

 プリンプリンと柔らかそうな魅惑の巨乳だ。


 まるで清純派アイドルのようにをしているのに、オッパイだけは異様に発達していた。



 かすかに僕は全身を震わせ彼女を見つめていた。

 思わず、身体じゅうが熱く火照ってきた。



「ゴックン……😳💦💦 あ、あのごめんなさい」

 すぐさま僕はペコペコと頭を下げて許しをこいた。


「フフ……✨😌✨✨」

 彼女は静かに微笑んでいた。


「あの…… ちょっと咽喉のどが渇いていたので……

 つッ、つい…… 今、すぐに出て行きますので」

 とにかく言い訳をしなくてはならない。


 

「フフゥン……、坊やァ~…、名前は」


「え……、あ、僕ですか……」


「ええ、そうよ。坊やの名前」

 美少女が僕のそばへ歩み寄ってきた。



 シャンプーなのか、それとも香水だろうか。

 眩暈めまいがするほど濃厚で甘美な匂いに僕の鼻孔をくすぐった。

 





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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