第21話 食い違う話し……

「取り敢えず、寝起きに軽く一発、合体ジョイントライブしちゃうゥ~…😆🎶✨」

 まるでキララは、合コンの二次会で盛り上がると言うくらい軽いノリだ。



「ええェ……😲💦💦💦 軽く一発ッてェ……

 な、なッ、何を言ってんですかァ~❗❗」

 


「えェ~ー…、何だよォ~ー✨👄✨💕💕

 シェア✨ダーリンなんだろ。

 童貞チェリー少年ボーイ✨👄✨💕💕」

 キスしそうなくらい妖艶なまめかしい唇が近づいた。


 甘い吐息が僕の頬を撫でていく。

 スッと手が僕の敏感な部分へ伸びてきた。



 とっさに背中を仰け反らせてキララと距離を取った。


「ちッ…、違いますよ❗❗ 僕は今日から、この『シェアハウス』にになる……」

 だが言い切る途中、美優が横から口を挟んだ。



「ダーリンは、住人なのよォ~ー✨👄✨✨💕💕

 キャッキャァ~…ッ✨😆🎶✨」

 愉しそうに僕の股間をバンバン叩いた。



「イッ……、痛ッてェ~ー……😣💦💦💦

 誰が住人みんなの『下半身のオモチャ』だよォ~ーー❗❗

 僕は大家さんの白鳥さんと今日会う約束した星野ヒカルです❗❗❗」



「えェ……、アリスと……😒💦💦💦」

 キララが眉をひそめた。


「解からない子ねェ~……。アリスちゃんは出張で居ないッて言ってるでしょォ~ー……」

 美優は、あきれた顔で肩をすくめた。



「だって、昨日ここへ電話したら大家さんが出て、『今日の十時』ッて約束したんですから❗❗」

 ちゃんと確認したので間違いない。





 


∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る