第9話 予期せぬ体験

「うん、チョコレートみたいに甘くてェ……

 柔らかかったよ」

 率直な僕の感想だ。


 予期せぬ初めての体験に、まだ胸がドキドキしている。



 身体じゅうが火照ほてって、いっこうに興奮がめやらない。



「ン……、ダーリン。ちゃんと最後まで責任取ってねェ……😳💦💦」

 美優は、さっきまでとは打って変わり恥ずかしそうに頬を紅く染めた。

 


「え、僕が……、さ、最後まで責任を」

 どう言う事だろう……。

 なんの責任を取れと言うのか。



「ダーリンは、無理やりミュウミュウの唇を奪ったんだから……😳💦💦」

 飛んでもないデタラメを言った。



「えェ~ー……😲💦💦💦」なんだ。

 それは……


 無理やりッてェ……。逆だろう。



 どう考えても無理やり唇を奪われ、キスをされたのは僕の方だ。




「ダーリンは、まだ男の人にれた事もない美優ミュウミュウの純真無垢な身体をむさぼるように、暴力ちからづくで犯していったのよ」




「いやいや、な、何を言ってンだよ……

 いつ僕が美優を無理やり犯したんだ❗❗

 無茶クチャ言うなァ~…❗❗❗」



「あら、ダーリンッたら、ヒドいわ❗❗

 まだキスさえした事もないミュウミュウの唇を奪ったのよ❗❗」



「う、ゥウ、ウソをつくな❗❗❗

 唇を奪ったのはキミの方だろう❗❗

 僕に馬乗りになってェ……」



「ダーリンに無理やり馬乗りにさせられて、気がついたら合体させられたのよ」



「どッ、どんな合体ロボットじゃァ~…❗❗」

 






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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